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教室中が、ザワザワし出す。
中には、女の子の歓声も。
そりゃそうだよね、あんなにカッコ良いんだもん
みんな、キラキラした目で
あの人のことを見つめた。
「A、お前学級委員だし、隣の席なんだから
頼んだぞ」
先生のその言葉に、私は目を丸くする。
隣の席??
見ると、私の隣は誰も座っていない机と椅子
本呼んでたから、気が付かなかった。
それにしても、、、
隣の席なんて、、、
私は、バレないように小さなため息一つした。
先生の、「頼んだぞ」なんて言葉
聞こえなかったことにしたい。
A「はい、、分かりました」
私がそう答えると
あの人は、私の隣へと歩く。
足が長くて、背も高くて
ちょっと不良っぽいけど、カッコいいなんて
少女漫画に出てくる、男の子みたい
まあ、私は興味ないけど。
頬杖ついて、窓の外を眺めていると
「お前さ、朝なんで逃げたんだよ」
って、いきなり隣のあの人に
話しかけられて
A「、、ふぇっ、、、、!?」
もう、どうしてくれんのよ
びっくりして、変な声出しちゃったじゃん。
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作者名:スピカ | 作成日時:2022年5月13日 21時