のあさんリクエスト 過労→高熱 ページ9
藍沢side
緋山「ねぇ藍沢、藤川、橘先生から伝言なんだけどこの患者の手術の承諾書をもらってきてって。あんたたちをご指名らしいわよ」
藤川「あぁ、あの人か」
オペが終わってやっと一息つけると思っていたら医局に緋山が入ってきて俺と藤川の手術の承諾書をもらってきてほしいとのこと。
緋山が持っていたカルテを藤川に私藤川は「あぁ、あの人か」と呟いていたため恐らく最近運ばれてきた患者だろう。
藤川「藍沢、この患者の家族がもう待ってるみたいだし行こうぜ!」
藍沢「あぁ」
指名されたからか以上にやる気のみなぎっている藤川とは対照的に俺は重たい腰を上げて藤川について行った。
患者家族「○○の事お願いします」
藍沢「善処します」
部屋から患者の家族が出ていくのを見送ると体の力が一気に抜けたように俺は椅子に身を預けた。
藤川「おいおい藍沢お前大丈夫かよ」
藍沢「……あぁ」
もう返答するのもダルくて医局に戻らなければならないことはわかっていたが一回座ってしまったら重たい腰を上げる気にはなれなかった。
そんな時
ブーブーブー
PHSがなって聞こえてきたのは少し早口の緋山の声。
緋山「あっ藍沢?」
藍沢「…あぁ」
緋山≪西条先生が緊急オペするから藍沢に入ってほしいって言ってるんだけど患者の家族と話ついた?≫
藍沢「さっき終わらせたところだ。西条先生には今から向かうと伝えてくれ」
緋山≪わかった≫
藤川「脳外か?」
藍沢「あぁ」
藤川は話している内容で察しがついたらしく後片付けはしておくからと言ってくれたため俺は片付けを藤川に任せて脳外へ走り出した。
西条「藍沢……!」
藍沢「話は聞いてます」
西条「そうなら速いな。今、新海が第3手術室で藍沢が来るまで繋いでくれてる。急いで向かってくれ」
藍沢「わかりました」
そう言って西条先生に言われた通り第3手術室に行くとすでに新海が執刀していた。
新海「藍沢!来てくれたのか」
藍沢「あぁ」
新海「助かる、そっちを手伝ってくれ」
新海にそういわれて言われた場所の処置を終わらせてころには新海の方の処置も終わっていた。
新海「悪いな…手伝わせて」
藍沢「別に……」
手術が無事に終わったことに安堵しながら新海と並んで手を洗っていた。
新海「最近脳外、バタバタしてるけど救命は大丈夫なのか?」
藍沢「なんとかな」
新海「橘先生に聞いたぞお前最近家に帰れてないって」
264人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミッキー(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました!!リクエストなのですが、藍沢先生が酸欠と頭痛で倒れて入院中無理して事務作業とかもやってたら重度の貧血で階段から落ちてしまい藤川先生や緋山先生が処置するみたいなのを読んでみたいです、息苦しいの多めがいいです!お願いします! (2020年8月2日 21時) (レス) id: 43ae38a228 (このIDを非表示/違反報告)
まい - リクエストいいですか?藍沢先生がいちょうえんになる話ガ見たいです!できたらでいいのでお願いします。 (2019年12月15日 10時) (レス) id: cf2a24b3bd (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - きよさん» 貴重なリクエストありがとうございます!拒食症ですね。リクエストが溜まっているため遅くなってしまうかもしれませんがご理解いただけると幸いです。よろしくお願いします! (2019年4月4日 8時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - あっ!プラスで不眠症も入れてください。すみません、付け加えちゃって、、 (2019年4月3日 23時) (レス) id: d52f446e85 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - リクエスト良いですか?藍沢先生が拒食症になる話をみたいです。きっかけは、おまかせします。看病っていうか藍沢先生の拒食症を治すために協力するのは、同期の3人と冴島さんでお願いします。 (2019年4月3日 23時) (レス) id: d52f446e85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ