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鴻鳥side












次の日の朝


熱が下がっている事を期待したが





体を起こそうと背中に手を添えると



服越しにも伝わってくる熱




案の定 40.2℃で昨日とさほど変わっていない




当直だから 夕方までは看病できるとおもってたのに








ブーブーブー



鴻鳥「はい、わかりました行きます」






A「サクラぁ…。 ?」





鴻鳥「ごめんA 病院行かないと
いけなくなった」





A「… いってらっしゃい。」





鴻鳥「もし何かあったら連絡して…?
薬ちゃんと飲むんだよ?」








そういって家を出た





それから忙しくそのまま当直


気づくと朝の四時




小松「ねぇ鴻鳥先生 Aちゃん 熱どう?
大丈夫なの?」





鴻鳥「連絡する時間なくて…
いま連絡しようと思ってた所です」






電話をかけるが出ない




家に出る前に 音が出るようにして

枕元に携帯置いてきたのに…




小松「大丈夫なの…?」




鴻鳥「一旦様子見てきてもいいですか…?」




小松「行ってきて。私も心配だから」







急いで家に帰り



寝室に入る




鴻鳥「A‥ ?」





A「ハァッ サクラぁ… サクラ…」



苦しそうに僕の名前を呼ぶA





鴻鳥「ここにいるよ。傍に居られなくてごめんね 」



薬の数や 冷蔵庫のヨーグルト


スポーツドリンクにも全く手を付けていない





脱水 起こしてるかなぁ…




鴻鳥「A 経口補水液だけでも飲もうね」





一応 坐薬の解熱剤も貰ったんだけど


嫌だよね




だけど食べられないんじゃ薬飲んでも

胃を痛めちゃうし



鴻鳥「A 坐薬で解熱剤入れるから
横向きになろうね」




A「やぁ…。」



力なくふるふると首を振る




鴻鳥「すぐ終わるから ごめんね、」





A「んん… 」





鴻鳥「頑張ったね、 ほら 僕ここにいるから
寝よっか。」




そう言うと安心したようにスヤスヤと眠りについた








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ka.(プロフ) - すっごくおもしろいし、サクラ先生かっこよすぎます…。これからも楽しみにしてます!更新頑張ってください。応援しています! (2017年11月25日 23時) (レス) id: 732c0bc2d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なる | 作成日時:2017年11月17日 21時

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