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狼の縄張りを越えたなら ページ33

キャアキャア言っている蘭と園子をよそに

昴は平然とした顔を保っている
しかし、悔しさが混じっていて


プルルルル‥

諸伏のスマホに電話だ

諸「失礼。敢助くんからです

もしもし」

敢『何やってんだ!仕事があるからはやく戻ってこい!』
諸「わかりましたよ」

諸伏は電話を切り

諸「A、戻りましょう
我々はここで。」

沖「そうですか」
昴はため息をつく



園「Aちゃんのこと諦めたんだったら私を‥」
蘭「園子、京極さん京極さん‥」

蘭は呆れている


諸伏とAが玄関に向かうと、少年探偵団が

光「え、もう帰っちゃうんですか⁉」
元「まだ遊んでねーよ!」
歩「遊びに来てくれたんでしょ⁉」


『ごめんね〜』

蘭「じゃあ私達も」


蘭、園子、諸伏、Aの4人が玄関を出る

『お邪魔しましたー』

すると昴は微笑んで

沖「いつでも待ってますから」


道を歩いていると、小学生の集団が
「あ!Aちゃーん!」

とAの周りに集まってきた



子供達は口々に
「今日は遊べるの?」
「今度勉強教えてね」

男子の何人かが
「好きな人いる?」
「僕、将来Aちゃんと結婚したーい!」
「え、Aちゃんが好きなのは俺だろ!」

園「最近のガキはませてんのね‥」

Aは申し訳なさそうに
『ご、ごめんね
今日は時間が無いんだ』
と子供達と別れる



園子がニヤニヤしながら、諸伏に耳打ちする(しかしわざと聞こえるように)

園「Aちゃん、モテモテですからチョットでも目を離すと
奪われちゃいますよ」

『いやそんな』
諸「Aは私のモノですから、誰にも渡しません
絶対に守り抜きます。」


Aは赤面し、園子はまた黄色い声をあげる

園「キャー!
私もそんな旦那がほしい〜!」

蘭「京極さんだって園子を大切にしてるでしょ〜」

蘭は苦笑いしながら

蘭(新一ったら‥いつ会えるんだろ)
と、少し胸が痛んだ

小悪魔じゃないって!→←VS狼



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月影アリア(プロフ) - 綾小路文麿さん» 応援ありがとうございます!高明さん大好きな方のため頑張りたいです! (2017年6月26日 17時) (レス) id: b8c8cdfe58 (このIDを非表示/違反報告)
月影アリア(プロフ) - 美月さん» ありがとうございます!できるだけ早く更新できるよう頑張ります (2017年6月26日 17時) (レス) id: b8c8cdfe58 (このIDを非表示/違反報告)
綾小路文麿 - 高明さん大好きです!早く続き書いてください!応援しています! (2017年6月25日 18時) (レス) id: 88c832809a (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます! (2017年5月21日 18時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
月影アリア(プロフ) - 若紫さん» ありがとうございます!更新遅いとは思いますが、頑張ります! (2017年4月10日 18時) (レス) id: b8c8cdfe58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリア | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年3月17日 20時

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