甘いコーヒーと苦い砂糖【gr】微※ ページ1
「グルッペン、それ以上はダメ」
私は目の前でコーヒーの中にドボドボと砂糖を入れている私の恋人、グルッペンに注意をした
注意するのはこれで十何回目…だった気がする
「なんでだ！これじゃあ苦過ぎるやろっ！」
いや、十分でしょ
「十分に甘過ぎるわよ…それで糖尿病にでもなったらどうすんの」
トントンさんに怒られるよ〜なんて言えば、顔を青くする
私がそう言うとグルッペンはコーヒーに砂糖を入れるのを止め、コーヒーを少し飲む
がしかし、とっても渋そうな顔をした
そんなに苦いのかと思い、私も少し飲んでみるが、
「うげぇっ、、、あますぎ」
とてつもなく甘かった
砂糖の上にコーヒーシロップかけてるのと同じくらい甘いわ、これ
私がコーヒーの甘さに悶絶しているとき、グルッペンは何か閃いたようで
「…分かったゾ！」
と言うと、コーヒーをごくりと全て飲み干してから私の前に立ち
キスしてきた
グルッペンは僅かながらに空いていた私の口の中へ舌を侵入させてくる
私はびっくりし過ぎて目を見開く
それを見て、彼はニヤリと笑みを浮かべると舌を絡めてくる
酸素が足りなくなって、弱々しく彼の胸板を叩く
そうすれば、すぐに口を離してくれた
「甘かったで、すっごく」
なんて、妖美に笑いながら言う
もっと甘くなったコーヒーの味が口の中で広がったのと同時に、顔が真っ赤になるのがわかる
ああ、やっぱり甘かったと、思った出来事でした
追記、毎日やってもええんやでと言うグルッペンの腹を殴ってやったのは悪いことじゃないよね？
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こんな感じで書いていきます…
毎日更新は難しいので、ゆっくり更新していきます
以上！膠ｺｳでしたぁっ！
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作者名：膠ｺｳ | 作成日時：2021年4月18日 18時
