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姫がいれば大丈夫な気がしたんだ。 (黒) ページ9





Snow Manに加入することが決まって、嬉しい反面 大丈夫かなって不安もデカかった。

ファンの人の中には歓迎してくれる声もあれば、Snow Manは"6人"なんだと言う人もいて。


それは仕方ないことだと思う。


あの人たちは俺が知らないたくさんの苦労と努力をしてきた"職人集団"と言われる人たちだからさ。



「…さっきからなんなの?」

「いや〜目黒はさ、ほんと顔は良いよね」


つい先日、俺と同じように新メンバーとして突然加入が決まったのがAちゃん。

Snow Manの中の誰よりもJr歴も長いし、仕事量も知名度も断トツの彼女。



「なにそれ。顔だけはって」

「だってさ、目黒ってちょっとバカじゃん? しかも片付けられないじゃん?」

「Aちゃんにバカ扱いされたら、俺もう終わったね」

「なんだとコノヤロー。やるか?」



身を乗り出して下から覗き込んでくるAちゃんは突然こうして戦闘モードに入るから、ちょっと対応に困る。



俺より全然先輩だから、どこまでやっていいか加減がわかんねぇ。

それに女の子だし。




「なにやってんの? お前らは…」

「……翔太くん、それ俺が聞きたいっす」



楽屋の床で何故か俺はAちゃんに羽交い締めされていて、それを見た翔太くんは腹を抱えて笑い出す。



「ふはははっ!やりかえせ!目黒やりかえせ! 」

「いやいや、流石にダメっしょ?」




いくら男っぽくしていても所詮力では俺らに敵わない。


今だって俺は結構余裕だけど、チラッと見たAちゃんは顔を真っ赤にして頑張ってるし。



「俺が許す!」


ンで、何で煽ってくるんだ翔太くんは。


「ぐぬぬぬぬっ!無駄に顔が良いだけじゃなくて、無駄にデカいっ!!」

「無駄じゃないっす!…あ〜もうっ!!」


いい加減ちょっとウザくなって、Aちゃんの腕を掴んで、くるりとひっくり返した。

あっという間に入れ替わった体勢に本人 目をパチクリ状態。


「あれれ? 翔太がいる」

「バーカ、俺に勝てないのに目黒に勝てるわけねぇじゃん」


体格差のことを言われて、それにムカついたのかAちゃんが突然起き上がって、その拍子に意外と近い距離にいた翔太くんのおデコとAちゃんのおデコがいい音を立ててぶつかってしまう。



「…ったあぁっ」

「おまっ、ふざけんなっ!」

「今のは翔太くんが悪い」


この人煽られたらノッちゃう人じゃん。

バカじゃん。


.

2→←その華奢な肩と、夕日。 (緑)



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ゆきんこ(プロフ) - のんさん» ありがとうございます!!頑張ります(^^) (2021年8月18日 21時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ツイッターフォローさせていただきました。よろしくお願いします。これからも楽しみにしてますね。 (2021年8月18日 20時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
Yume(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!Snow Manみんなそれぞれ良いですよね(^^)全員を上手く出せるように頑張ります!身体の気遣いもありがとうございます!美紀さんも気をつけてくださいね(^^) (2020年6月24日 16時) (レス) id: 9984191ae6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年6月23日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆ゆきんこ☆ | 作成日時:2020年6月18日 23時

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