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その華奢な肩と、夕日。 (緑) ページ8






とある休みの日、珍しくAの方から遊ぼうと誘われた。


なんだろ?

割と冷静に物事を見るタイプの俺だけど、なんとなくソワソワして落ち着かない。


その理由は、



「おまた〜、ほれ!乗りな!」

阿「……普通、逆だよな」




カッコよく大型バイクに乗って登場したかと思えば、ポイッとヘルメットを渡されて「早く」って急かされる。



阿「どこ行くの?」

「特にあてはないよ。ただ走りたくなったからさ」

阿「なに、お前かっこいいな」

「でしょ? 今頃気付いた? 惚れるなよ」

阿「惚れねぇわ。ばか」



お決まりのやりとりをして、バイクは走り出す。

あっという間に都会を抜け、気付けば夕日がキラキラと輝く海岸沿いを走ってた。



Aの細い肩に掴まって、その後ろ姿を見つめる。


俺よりひとつだけ年上のA。


ジャニーズの中に1人だけ女の子がいることに、昔は疑問しかなかった。


けれどAは毎日最初にスタジオ入りして、そして男の俺たちと変わらないレッスンを受けて最後まで残って、

そんな努力をしていることを知った俺は、人と話すのがちょっと苦手だったけど勇気をだしてAに話しかけたんだ。






『 こんにちは、俺、阿部亮平って言うだけど』

『 こんにちは! 阿部亮平? ん〜じゃ阿部ちゃんだね!よろしく』



警戒されるかと思ってたのに、そんな様子まったくなくて屈託の無い笑顔が俺を出迎えてくれた。


それからAとよく一緒にいるようになって、そこに ふっかが混ざるようになって、またそのうち佐久間や照、翔太や舘さんと増えていったんだよな。


Aを中心に、俺にはたくさんの仲間が増えた。


なんて夕日を横に、気持ちいい風に煽られていたら青春じみたようなことを思い浮かべてみたり。









「おお!夕日きれいだね!」

「うん。ほんとにきれいだ」



夕日に照らされて赤く染まるAの横顔が。



そんなことを言えば調子に乗るのは目に見えてるから言わないけどね。




「さあて走ったし、夕日見れたし!満足したから帰るか〜」

「帰りも安全運転でよろしくお願いします」

「大丈夫。阿部ちゃんじゃないから」

「なんだと、コラ」



一言余計なんだよね。




.

姫がいれば大丈夫な気がしたんだ。 (黒)→←2



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ゆきんこ(プロフ) - のんさん» ありがとうございます!!頑張ります(^^) (2021年8月18日 21時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ツイッターフォローさせていただきました。よろしくお願いします。これからも楽しみにしてますね。 (2021年8月18日 20時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
Yume(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!Snow Manみんなそれぞれ良いですよね(^^)全員を上手く出せるように頑張ります!身体の気遣いもありがとうございます!美紀さんも気をつけてくださいね(^^) (2020年6月24日 16時) (レス) id: 9984191ae6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年6月23日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆ゆきんこ☆ | 作成日時:2020年6月18日 23時

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