282:唯一の後悔 ページ12
世間はオールマイトの決死の勝利に雄叫びをあげていた
私達の、お師匠のそして、一族としての宿命をオールマイトが果たしてくれた
本来なら喜ぶべき、であろうか
しかしながら、そんな余裕今の私には持ち得ていない
『ねぇ、駄目…もっと深く呼吸、してよ』
肺が半壊し、身体のあちこちはボロボロ、年齢、エトセトラ
いろんな
そんなことはない
だって、お師匠は、私にとって唯一無二の
これぐらいの怪我、へっちゃらでしょ？
｢はー…はー……A、こぞう、は…どこにいる……｣
『逃がして今どこにいるかなんてわからないよ…それより自分のことをっ｢お前にとっても重要なことだ 俺が生きてる間にっ、早く連れてこい…｣』
そんな、無理言わないでよ…
お師匠が無事にこの場を持ちこたえればいつだってあえるじゃん
なんでそんなに急かすの…ちゃんと生きてよ……
｢A！！！！！｣
後ろを振り向けば、愛しい人の声と姿
君は、ほんとに、もう…
｢ははっ…タイミングがいいとは………この事だな…｣
｢ジジィ！！Aの為にも死 ぬんじゃねぇぞ！？！！｣
私の隣にしゃがみこみ状態を上げながら少しでも楽に呼吸ができるような角度にしてくれる
｢いいか、ふたりとも…素直に左手をだせ…｣
出せと言った癖して無理やり手を掴んでくる
そんな元気があるなら、これぐらいのピンチどうってことないだろ！？
私と勝己の掌を重ねた上に自らの掌をかざし、呪文のようなものを唱えだしたお師匠
｢汝、契約を破綻しようとする我ここにあり｣
｢代償、我の内に健在する一頭と、老いぼれの“命”｣
お師匠が言葉を紡ぎ終えた途端、パリンというガラスが割れる破裂音が響き、今まで見えることなかった鎖のようなものがはじけ飛ぶ
まって、よ…
『ねぇ、命ってどういうこと！？ねぇ、やめてよ…どうして…どうしてみんなして私を置いていくの……』
[それは違う]
｢どっちみち俺の寿命は長くなかった 有効活用しないとな｣
｢ジジィ！！俺はまだてめぇに答えを言ってねぇし聞いてねぇぞ！！！｣
｢小僧、充分伝わった Aをよろしく頼んだ｣
老いぼれの唯一の悔いは彼女の立派になった姿を見られないということだった
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紅緋(プロフ) - 白ちゃんさん» お返事遅くなってしまってすみません！！ひぇぇ、かっちゃんだけでなく緋龍ちゃんまで愛して下さるなんて嬉しすぎです(> <)コメントありがとうございました！ (2018年5月6日 14時) (
レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
白ちゃん - もうこの話の緋龍さんとかっちゃんが愛しすぎて苦しいです（笑）！応援してます！更新頑張ってください！！ (2018年5月4日 22時) (レス) id: a5c2574b45 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - はるにゃーさん» まさにその通りです！笑正直言って名前が全然思いつかなくて… 姿かたちは好きに想像してください！笑私とてまるっきり真似をしたい訳では無いので笑コメントありがとうございました！(多分あってると思いますよ！) (2018年2月19日 20時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃー(プロフ) - ...FAIRYＴＡＩＬですね...（英語あってるかわからぬ...） (2018年2月19日 17時) (レス) id: a8130d6d57 (このIDを非表示/違反報告)
紅緋(プロフ) - 小鳥遊 るる @優男さん» お返事遅くなってしまってすみません！ドキドキハラハラ…！今後の展開のご期待に添えるがわかりませんが精一杯書かせてもらいます！ありがとうございました(*^^*) (2018年2月12日 2時) (レス) id: 2c201c1f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅緋 | 作成日時：2018年2月8日 16時
