第154話 賭けの結果 ページ11
「いった！！！なにすんのさぁ！！」
みればそれは黒い上着にビスチェ姿の女の人で
一切喋ってはいないがすごく怒っていることはわかる
しかし彼女はハッとこちらを向くと、じっと俺の目を見てからペコペコと頭を下げる
ﾕｳｷ「え、あ、大丈夫ですよ？国にはなんの被害も出てないですから頭は下げないでいいですよ！？」
なんとなく伝えたいことはわかった俺は慌ててそう言う
ﾛﾎﾞﾛ「なんで意思疏通できとんの」
「クミさんと初対面で話せる人僕以来じゃん！！君すっごいね！！！」
赤髪の人が俺の手を握ってそう言う
ぺいんと「ちょっと、その前に自己紹介お願いですよ」
とも「あ、そっか！はじめまして！僕はあかがみん海賊団船長の赤髪のとも！んでこっちの喋らない人がクミさん！ぺいんと達とは仲いいんだ！よろしくね！」
クミ、と呼ばれた女性は改めてこちらに頭を下げる
海賊なんて、はじめてみた...
ﾕｳｷ「よ、よろしくです」
ぎこちなくなってしまいながら俺はどうにかそう返す
ﾄﾝﾄﾝ「僕はｹﾞﾊﾞﾙﾄ国幹部のトントンです、こっちはユウキ、そんでロボロ」
ﾛﾎﾞﾛ「よろしくです...って言いたいんですが、あの...さっきのは何事やったんですか？」
とも「あぁ国民の方々ビックリしてたね、迷惑かけちゃってごめんなさい！仲間の一人がモンスター沸かせて、船内混乱しちゃって舵が上手くとれなくなっちゃってね！」
苦笑いをするともさんの言葉に
らっだぁ「なにぃ〜〜？外しただとぉ〜！？」
ぺいんと「やったぜおいおい、指輪頼むよらっだぁw」
二人はそんなことを言いあっている
第155話 (低音...と言ってもそんな低くない)→←第153話 赤髪の男と黒服の女
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年3月23日 18時
