第56話 灰色狼奪還戦争3 ページ9
引続き ゾムside
「ほお、これはこれは...予想よりお早いですね？」
ニッコリ微笑んで男が言う
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「当たり前だ、ユウキを返してもらおうか？」
ピクリとも動かないユウキに目線を向けつつｸﾞﾙｯﾍﾟﾝが言う
「返す、ですか...あれは私の物だと解って言ってらっしゃるので？」
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「当たり前だ"アル·マステマ"、生憎もうユウキはお前の籠の鳥じゃぁない」
その言葉に笑顔をやめアルが此方を見下す目を向ける
ｱﾙ「貴殿方が、ユウキの何を知っていると？」
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「少なくとも、ユウキの"心"は知っているゾ」
ｱﾙ「世迷い言を、馬鹿馬鹿しい」
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「それは此方の台詞だ」
「「...」」
一つ間を置いて、二人の王が睨みあう
ｱﾙ「どうも、話し合っても解決しなさそうですね」
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「その方が、楽で助かるゾ」
ﾄﾝﾄﾝ「人数っちゅうもん理解してないんですねアンタ」
トントンが剣を抜きつつ言う
ｱﾙ「君達も、力の差を理解していようで」
ｺﾈｼﾏ「あ"ぁ"？舐めてんとちゃうぞ！」
ｼｬｵﾛﾝ「せやぞこの野郎！」
ギャンギャンと二人が吠える
ｱﾙ「ふはは、おもしろい」
そう言って笑うアルの背中等から髪色と同じ
ブルーラベンダー色の蛸のような触手が現れる
ｿﾞﾑ「ｯ！なんや、あれ！」
少しずつ、アルの姿が、人から離れていく
完全な化け物と姿を化した男から
避けきれぬであろう量の鞭のような威力の触手が迫る
鬱「ｯバリア間に合わん！」
間に合わないとわかりきっているが
必死に杖を大先生が振りかざす...
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夜月ルナ(プロフ) - 海玲 ミレイさん» ミレイさんコメントありがとうござます！フェアリーテイルは漫画を全巻読んでいまして、それこそ魔法の参考にさせて頂いていたりしています。 (2021年1月2日 21時) (
レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです！ もしかしてフェアリーテイル知っているのですか？ (2021年1月2日 7時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - バリバヒさん、ありがとうございます！頑張って書いていきます！ (2019年12月6日 18時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
バリバヒ - 続き期待してます、すごい壮大で美しい物語ですね (2019年12月6日 16時) (レス) id: dc5f1fb27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年12月1日 9時
