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第94話 悪夢の花園1 ページ47

(過去話書きたかったんです

またちょっとシリアスが入るかもしれないことをお許し下さい)


ーーーーーーーーーー

夜?

ユウキside



目を覚ますと真っ暗な空間

俺は医務室に行って肩を治してもらって
いつもどうり夕飯食べて
自室のベットで寝たはずだからこれは夢?

なんかデジャヴ…

かと思ったが、少し違う、頬をつねってみると

ユウキ「いひゃい...」

別空間に移動された様なものか?

でもなんか、どこか意識の中の世界みたいな

意識の中の世界で感覚があるとなると、夢魔辺りの仕業?

夢魔とは夢を司り夢を操る悪魔のこと、母に聞いたことがある

少し悩んでいると、急に辺りの景色が変わる


ユウキ「ここは...」

轟音をたてて燃える炎

崩れかけの建物に兵士の悲鳴と敵の笑い声

目の前に踞る、幼い自分


ここは俺のあの日の記憶
俺の悪夢の様な記憶


ユウキ「投影とでも言ったらいいのか...映画みたい」

不思議と炎は触れても熱くない
完全な具現化ではないようだ


ユウキ「めんどくさい...こんなことならゾムと寝ればよかったなぁ〜」

幼い俺の隣に座ってどうしようか悩んでいると


しんぺい「ユウキみーつけた」

後ろから視界を手で覆って塞がれる

ユウキ「え、しんぺいさん!?」

しんぺい「おっと、振り向かないでねぇ〜?今頑張って意識の扉抉じ開けて来たから手以外実体化してないんだぁ、だから光で目が潰れるよ〜」

ユウキ「な、え???」

神様ってそういうもんでしたっけそういえば...

しんぺい「俺にはこれ以上どうにもできないんだ、見た感じユウキ以外もやられちゃってるっぽいから救出頼むねぇ〜」

ユウキ「救出って、どうすれば」

しんぺい「どうにかなる!大丈夫...じゃないかもしれないけど、ユウキしか起きてないみたいだからよろしく〜」

ユウキ「そんな緩い感じでがんばれと!?」

しんぺい「俺が手をどけたら、振り返らずに光の方に進んでね、それじゃあ頑張って」


声と共に、手が離れる


景色は一変して、ルピナスの花畑になっている

ユウキ「はぁ...わかりましたよもう!」

こうなったら折角なので摘もうかと

一輪のルピナスの花に触れると

花は吸い込まれるように俺の手の中に溶ける

そして触れた手の甲に、ルピナスの花の模様が浮かぶ


また不思議な...と思いつつ俺は

光の方へと駆け出した


 
 

第95話 悪夢の花園2 →←第93話 眠り姫?



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夜月ルナ(プロフ) - 海玲 ミレイさん» ミレイさんコメントありがとうござます!フェアリーテイルは漫画を全巻読んでいまして、それこそ魔法の参考にさせて頂いていたりしています。 (2021年1月2日 21時) (レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです! もしかしてフェアリーテイル知っているのですか? (2021年1月2日 7時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - バリバヒさん、ありがとうございます!頑張って書いていきます! (2019年12月6日 18時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
バリバヒ - 続き期待してます、すごい壮大で美しい物語ですね (2019年12月6日 16時) (レス) id: dc5f1fb27a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜月ルナ | 作成日時:2019年12月1日 9時

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