第79話 寒さに弱い ページ32
数時間後 昼の庭園
エーミールside
図書室から庭園に足を運ぶと
庭園にあるベンチに煙草をくわえて書類を読む兄さんと
それに両端から寄りかかって一緒に書類を見るシャオロンさんとユウキくんがいた
ｴｰﾐｰﾙ「何してるんですか？」
兄さん「次の遠征の為に不足してる武器の部品とかまとめた書類みてたんよ」
ｴｰﾐｰﾙ「二人は？」
ｼｬｵﾛﾝ「そんな兄さんを見かけまして」
ﾕｳｷ「飴貰ってそのまま一緒に見てました」
んべ、と二人して舌にのせた黄色と紫の飴玉を見せてくる
ｴｰﾐｰﾙ「はぁ...お行儀悪いですよ、見せなくていいですから」
兄さん「エーミールもいる？」
ｴｰﾐｰﾙ「あっはい、もらっておきます」
茶色い飴玉を渡される
それを口に入れながら、魔法でベンチの前にｶﾞｰﾃﾞﾝﾃｰﾌﾞﾙを出してﾃｨｰﾎﾟｯﾄを出して
お茶の準備をしていく
ｼｬｵﾛﾝ「相変わらず、御茶する為なら魔法ガンガン使うな」
ｴｰﾐｰﾙ「楽ですし...楽しいですからね、魔法でﾃｨｰﾎﾟｯﾄ動かしたりしてると」
ﾕｳｷ「ふふっﾃｨｰﾎﾟｯﾄ達が踊ってるみたいですもんね」
ｴｰﾐｰﾙ「いいこと言いますねユウキくん、ﾌﾌｯ」
お茶をカップに注ぎながら書類をチラッと見る
そこにはずらっと物資の何が足りていて何が足りてないのかが並んでいる
彼はこういった物資類を集めに遠征に行く
ｴｰﾐｰﾙ「次はどのくらい行かれるんです？」
兄さん「今回は短め、年が変わる頃に出てすぐ帰るよ」
ｼｬｵﾛﾝ「来月からで...2ヶ月くらいかぁ？」
兄さん「あぁ、俺がいない間頑張ってな？冬に入ると動かん奴が多いからこの軍には」
ﾕｳｷ「グルさんとかですか？」
兄さん「そうだね、アイツは寒さで眠気が増すから本来は寝てる時間である昼に動きにくくなる」
ｼｬｵﾛﾝ「それ言うならゾムとかショッピ君もや、猫は寒がりやし？」
ｴｰﾐｰﾙ「蛇は変温動物ですから、気温が下がると布団にうずくまってお昼ご飯まで起きてこなくなりますね」
ﾕｳｷ「それで今日の朝は食堂にいなかったんですね」
ｴｰﾐｰﾙ「今部屋にいくとミノムシみたいになってますよ、多分」
ﾕｳｷ「それはちょっと見たい...」
ｼｬｵﾛﾝ「行ってみればええやん、多分襲われるで」
ﾕｳｷ「やめときます」
兄さん「そうやなぁ...w」
そんな感じで笑いが起きる
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夜月ルナ(プロフ) - 海玲 ミレイさん» ミレイさんコメントありがとうござます！フェアリーテイルは漫画を全巻読んでいまして、それこそ魔法の参考にさせて頂いていたりしています。 (2021年1月2日 21時) (
レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです！ もしかしてフェアリーテイル知っているのですか？ (2021年1月2日 7時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - バリバヒさん、ありがとうございます！頑張って書いていきます！ (2019年12月6日 18時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
バリバヒ - 続き期待してます、すごい壮大で美しい物語ですね (2019年12月6日 16時) (レス) id: dc5f1fb27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年12月1日 9時
