第43話 猫の特権 ページ45
「「え...！？」」
ぺいんとさんと俺、死神さんがおんなじ驚きの言葉を発する
何故からっだぁさんだけわかっていたのか只笑っている
そんな俺らを見回して
猫...ショッピくんが髭を揺らしながら声を発する
ｼｮｯﾋﾟ「お二人見かけたんで急かしに来たんですよ、はやく城に...そろそろ時間ですよ」
らっだぁ「ははっwゴメンねショッピくん」
ﾛﾎﾞﾛ「お前そんなこと出来たんか！おっきい猫になれるのはしっとたけど...普通の猫にもなれたんか」
ぺいんと「うわぁ〜凄いね、喋れるって事は結構高度な変身魔法じゃん」
ｼｮｯﾋﾟ「そうっすよ、頑張って覚えたんです」
すりすりとユウキの腕に甘える仕草をしながらｸｿ猫がドヤ顔をする
腹立つなぁ〜！
死神「あ、ホントだ時間迫ってる...ヤバいよ二人とも」
らっだぁ「じゃあ、僕の魔法で移動するかぁ...いい？ロボロくん」
ﾛﾎﾞﾛ「いいですよ〜〜、じゃあここで今日はお別れですね」
ﾕｳｷ「話せて楽しかったよ死神くん！じゃあまたね」
死神「うん！じゃあね！」
ｼｮｯﾋﾟ「それじゃあ、皆さんまた」
こちらに手を振りながら三人が
青い煙に包まれて消えるのを見送って
顔の紙をどかしてユウキを見る
ﾛﾎﾞﾛ「ユウキは俺らのやからな」
ﾕｳｷ「なぁに、嫉妬？ロボロくん」
ｼｮｯﾋﾟ「...珍しいっすね」
ﾛﾎﾞﾛ「さぁ、まぁ、そうかもな、お前めっちゃ笑っとったし楽しそうやったからな」
ﾕｳｷ「デートの方が楽しかったよ」
クスクス笑ってそう言われる
なんや、俺の方が恥ずかしいわ
ｼｮｯﾋﾟ「なんっすかデートしてたんですか、へぇ...」
ﾛﾎﾞﾛ「ふっ、ええやろ」
ｼｮｯﾋﾟ「ﾁｯ...今すぐそのドヤ顔を引っ掻きたいです」
ﾛﾎﾞﾛ「ww」
ﾕｳｷ「ショッピくん、そんなことしちゃダメだよ」
ｼｮｯﾋﾟ「わかってますよ、大丈夫」
ﾕｳｷ「ﾌﾌﾌｯ偉い偉い」
ユウキが優しくショッピくんの頭を撫でる
ﾛﾎﾞﾛ「あぁもぉ帰るで！」
バッと手を差し出す
ﾕｳｷ「うん、ロボロくん」
ユウキがそっとショッピくんを下ろして俺が差し出した手をとる
不服そうな顔をした猫だったが、俺の顔を睨んでから城へと走っていった
そのまま俺らは『今度どこへ行こう』なんて話をしながら
城への道を帰ったのだった
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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (
レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました！ (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年10月18日 22時
