第13話 先手必勝とか... ページ14
赤面して呆然とする俺を見てヘラッと笑うロボロ君に
「「てめぇぇぇぇえ!!」」
ゾム、鬱先生、コネシマさんが叫ぶ
ゾム「何しとんねん!」
コネシマ「ロボロ貴様ァァァ!」
鬱「抜け駆けしてんじゃねぇぞ!」
ロボロ「ヘッヘッヘッヘw先手必勝言うたんはお前やろw」
ロボロ君は3人に肩を揺らされながら滅茶苦茶笑ってる
オスマン「大丈夫?顔真っ赤ッかだよw」
ユウキ「ッ...可愛いかったぁ///」
何?何あの顔?格好いいし可愛いし、普通にキュンときた
シャオロン「ぷっww」
ロボロ「な!まだ言うんか!」ムッ
ユウキ「だって可愛いんだもん、フフッ」
エーミール「あははは」
その夜は、久しぶりに楽しい夜だった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『おいで』
『おいで、ユウキ』
●●様...?
嫌だ、今は、ここに居させて
やっと見つけた、救済なんだ
『ユウキ』
手が、首へと伸びてくる
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
嫌だ
。 。 。 。
ユウキ「ッ...!ハァ、ハァ、ハァ」
最悪、最高の夜のあとにこんなの見るか?
とりあえず貰った俺の部屋のベットの上で目を覚ます
元々は来客用の部屋だったらしい綺麗な部屋だ
ユウキ「はぁ....」
汗でベタベタになってしまった前髪をかきあげて溜め息をつく
窓を開けようとして、触れた窓硝子に写る俺の顔
ひっでぇ顔...
何て思いながら窓を開けると、ふわりと匂いがする
ユウキ「...煙草?」
あ、この匂い、鬱先生だ
窓から身を乗り出して見れば、下の庭(?)に鬱先生が
ユウキ「鬱先生」
鬱「んぇ?!ビックリしたぁ...おはよ」
ふにゃりとした笑顔がこちらに向けられる
あ、なんか安心した
さっきまでの気分が嘘みたい
ユウキ「おはようございます」
俺も笑顔で答える
ずっと欲しかった幸福感が
俺を包んでいった
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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました! (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜月ルナ | 作成日時:2019年10月18日 22時