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廊下でばったり ページ7

貴方「いっ、いや、何でもないです。」

なんか、
彼の澄んだ瞳に全てを見透かされそうで
怖かった

貴方「本当に、気にしなくて大丈夫だから、」

無理に笑顔を作るけど、頬を涙が伝っていく

恋心が、こんなに苦しいものだったなんて、
川西に思いを伝えられないことがどれほど苦しいかなんて、、知らなかったんだ

川西「なんか辛いことでもあった?」

それでも私は首を横に降ることぐらいしか出来なくて、

川西「はぁ、よし。おいで」
彼が腕を広げる。

思わず抱きついてしまう。

それでも、嫌な顔一つせず、
抱き締め返してくれる。

どれくらいそうしていたのだろう、
時計を見れば結構な時間が経っていた。

貴方「川西、ごめん」

川西「謝らなくていいよ、逆に、その
抱きしめられてなんか嬉しかったから、
彼氏みたいで」

貴方「ぇ?」
思わずポカンとすると

川西「鈍感。気づいてよ、俺、
Aのことが好きなんだよ。
こんな俺でよかったら、付き合ってください」

そう言って、川西は右手を前に出し、頭を下げる

すうっと息を吸い込むと、私は
A付き合う B付き合わない

勿論私は、某サマーのウォーズのように
こう答えた。

貴方「宜しくお願いしまぁぁあす!」

川西「ちょっ、大きい声出すなよ、馬鹿。」

貴方「だって、嬉しかったんだもん。」

川西「もんはやめて、可愛すぎてやばい。」
気づいたら、観衆がいっぱいいた。

マネージャーさん達、監督、コーチ
主将、副主将、その他メンバーがいる。

貴方「うわぁぁー、」
おもわず顔を隠しながら座り込む

川西「えっ、ちょっと、A立って、逃げるよ」

貴方「力抜けて立てない」
呆れたような、でも、嬉しそうな顔で彼は、

川西「しょうがないな」
その一言だけ言うと、私をお姫様だっこして

川西「こいつ、俺のなんで手、出さないでくださいね!」

と言った。

なんだ、ただのイケメンか。

マネージャーさん達の黄色い悲鳴が聞こえたことは、聞かなかったことにする。

君はイケメンなフレンズなんだね!→←皆でお風呂!



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猫とつゆ草(再度ログインしたバカ←)(プロフ) - 今ここにいます?気づいてますか?かんなさん? (2017年3月21日 16時) (レス) id: caa418d0fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:K.かんな | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年3月10日 22時

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