・罰ゲーム1 ページ34
零さんリクエストです!お付き合い中から!大変遅くなって申し訳ない(´;ω;`)
嗚呼、なんでこんな事に。軽率に変な約束はしない方がいいって分かってた筈なのに。またやってしまった。
「あ、のっ!森さんっ...!これ絶対...」
「罰ゲームとはいえ変な筈はないよ、早く出ておいで」
るんるんの森さんは手招きをする。あくまでも私に自分から出てこさせる気らしい。ふわふわっのひらっひらのベースに満遍なく散りばめられたレースとリボン。メイドさんってってこんな服でお仕事できるなんてすごい。頑張っておずおずと出れば彼は嬉しそうに笑う。
「嗚呼、すごく似合ってる!可愛いよ、A!!」
「有難う、ございます」
褒められるのは嬉しい。ただ果てしなく恥ずかしいだけで。暫くの撮影タイムを経て、もう脱げるかと思ったのだが、流石罰ゲーム。そう簡単には終わらない。
「さて、じゃあちょっとご主人様って呼んでみてくれないかい?」
「この服装でですか!?」
「その服装だからじゃないか」
きょとんと、あくまで当然のように言う。それに罰ゲームだしね、とも。...正論すぎてぐうの音も出ない。男の人ってやっぱりこういうのが好きなんだろうか。そうだ、ただ言うだけ。言うだけ。
「ごっ、ご主人様...!」
あまりの恥ずかしさに目を瞑ってしまう。これであっているのだろうか。なんのリアクションもないのが不安でチラリと彼を見やると妖艶で満足げな笑みを浮かべていた。
「よくできました。君は今日1日私の女給だからね。その呼び方に慣れないといけないよ?」
「1日?」
「そう。1日中私の傍に居て私を癒すのがお仕事だ」
彼はゆっくりと掌を取り、愛でるように何度もそこに接吻を落とす。
「ねぇ、A?」
「は、い。ご主人、様...?」
「いい子だね」
彼が癒されるなら、存外この格好も恥ずかしい台詞も悪くないのかもしれない。そんな風に思えるあたり私は彼に甘いのかもしれない。
332人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茶々 - 森さんすごく大人っぽくて、夢主ちゃんとエリスちゃんと優花ちゃんが可愛すぎて…。面白かったです!更新頑張ってください! (2019年12月31日 20時) (レス) id: fc99185244 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ウミソラさん» こんばんは!同じく期待して待ってる蝶々です!いつもリクエストありがとうございます!! (2019年7月7日 0時) (レス) id: e315375680 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - 零さん» 反応遅くなって申し訳ないです( ´・ω・`)了解致しました!! (2019年7月6日 23時) (レス) id: e315375680 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - 蝶々さん» こんばんわ!!文スト終わってしまった(つд;*)・・・と言う訳でリクエストお願いします!!!共喰いでウイルスにかかった森さんにずっと寄り添う話と、娘ちゃんが中也の異能で遊んでもらっている話をお願いします!!!そして続編が放送されるのを期待します!!! (2019年7月1日 15時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 罰ゲームで、メイド服を着せられた、をお願いします!お付き合い中と結婚後を書いて頂けると嬉しいです!お願いします (2019年5月20日 20時) (レス) id: 57759288c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蝶々 | 作成日時:2018年8月10日 16時