●オロオロ ページ24
カプチーノさんリクエストです!婚約後!
「紅葉さん、どうですか?」
「見立て通り、似合っておる。」
「えへへ、ありがとうございます。」
護衛の方がついてなんとなく息苦しい、と紅葉さんに少し漏らしたところ護衛の方無しで紅葉さんと2人で出掛けることが出来た。紅葉さんが私に着物を着せてくれて、お揃いみたいで嬉しい。
「お主は愛いのぉ。鴎外殿の嫁ではなくわっちのところに来ぬか?」
「私、治療しかできないですよ?」
「よいよい。お主が優秀なのは知っておる。」
「そう言われちゃうと照れます。」
紅葉さんは私をとても可愛がってくれて、私も嬉しくて姉みたいに慕っている。照れくさくてはにかんでいると頭を撫でてくれる。
「次は茶屋にでも行くかえ?」
「行きます!」
紅葉さんの知ってるところなら美味しいに決まってる。自分でも驚くくらいワクワクしながら紅葉さんとのデートを楽しんだ。
_______________
「エリスちゃ〜ん!どうしよう、Aが紅葉くんに取られてしまうかもしれないよぉ!」
「また、聞いてるの?」
「だって、心配じゃないかぁ...。」
一方その頃の森は執務室で不安げな顔をして、オロオロしていた。出来る限り窮屈に感じさせないように護衛をさせてはいたが、やはり息苦しいようで見かねた紅葉が連れ出したのだ。彼女も紅葉のことを姉のように慕い懐いている。
「まあAはコウヨウのこと好きだし、有り得なくないかもね。」
「そんなぁ〜。」
そんな風にしていると満足そうな表情で彼女が戻ってくるが、慌てている森を見てキョトンとする。
「鴎外さん?」
「A〜、紅葉くんのところに行かないで〜!私のところにお嫁さんに来て!」
_______________
珍しく慌てた鴎外さん。一寸可愛いと思ってしまった。というかイマイチ話が飲めない。
「えっと、なんで私が紅葉さんのところに行くんですか?」
「だって、紅葉くんに可愛がられて楽しそうだったし。」
私が紅葉さんに取られるんじゃないかと思ったってこと?エリスちゃんを見ても肩を竦めるばかり。こういう時は、素直に自分の気持ちを伝える方がいい...と思う。
「...私は鴎外さんと一緒にいたいですけど。」
「もう...本当に君は!」
その日はずっと子供みたいに甘やかされて、ぎゅっとされていた。
私の書く森さんは夢主に盗聴器を仕掛けているのですよ(今更感)
332人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茶々 - 森さんすごく大人っぽくて、夢主ちゃんとエリスちゃんと優花ちゃんが可愛すぎて…。面白かったです!更新頑張ってください! (2019年12月31日 20時) (レス) id: fc99185244 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - ウミソラさん» こんばんは!同じく期待して待ってる蝶々です!いつもリクエストありがとうございます!! (2019年7月7日 0時) (レス) id: e315375680 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々(プロフ) - 零さん» 反応遅くなって申し訳ないです( ´・ω・`)了解致しました!! (2019年7月6日 23時) (レス) id: e315375680 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - 蝶々さん» こんばんわ!!文スト終わってしまった(つд;*)・・・と言う訳でリクエストお願いします!!!共喰いでウイルスにかかった森さんにずっと寄り添う話と、娘ちゃんが中也の異能で遊んでもらっている話をお願いします!!!そして続編が放送されるのを期待します!!! (2019年7月1日 15時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 罰ゲームで、メイド服を着せられた、をお願いします!お付き合い中と結婚後を書いて頂けると嬉しいです!お願いします (2019年5月20日 20時) (レス) id: 57759288c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蝶々 | 作成日時:2018年8月10日 16時