【銀魂】吉原ラメント―背徳の恋― *二幕

【三十二】無自覚な感情* ページ2

―数時間後




あ「…んぁッ……しんッ……すけェッ……//」


高「ｸｯ……お前、また一段と色っぽく啼くようになったんじゃねェの……」




その、晋助さんの言葉に


ﾄﾞｷｯとする。




あ「……ふぁッ……
　 し、晋助様っ……」


高「…どうした…?」




余裕のない晋助さんの声。


また、


胸がﾄﾞｷｯとした。




あ「……何故だかは…分かりませぬが、貴男様に抱かれると
　 胸が苦しくなるのですッ……これはどうしたことかッ………ぁ//」


高「……それは俺にも……分からねェなァ……」




―ここからいきなり高杉side




馬鹿だな、お前は。


『土方十四郎』という男がいながら


俺にまで


そんな感情を持っちまうとは…。




でもよ、


お前はその感情がなんだかなんて


気づいちゃいけねェぜ…?




俺は


そのお前の想い、


胸に刻みつけとくからよォ…。









俺ァ、


三角関係なんざ、


御免だからな。









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