アイドルとして？仲間として？《7》 (ページ14)

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幸せページ14

光が収まると今度は成長した如月達がいる玉座の間に立っていた

『…朱夏、空天、玄冬、白秋』

如月だった頃、よく行動を共にした4人だ
だんだん思い出してくる、色んなことを

｢今帰ったぞ、如月｣

｢朱夏！何日も戻らないから何かあったのではないかと…｣

｢如月、戦とは何日もかかるものだ
なぁ、玄冬｣

｢あぁ
だが、心配をかけたな｣

｢如月は朱夏様のことになると心配性になるからな｣

｢空天、お前にだけは言われたくない｣

ﾅﾂﾒ｢空天…｣

如月｢この頃は平和だったな。各地で小さな戦は起こるものの、朱夏が戦場に赴けば数日で鎮圧された｣

ﾄｳﾏ｢うん｣

ｱｷﾉﾘ｢朱夏の力は絶大だったからな｣

｢すまなかった、朱夏
相棒でありながらお供できず…｣

｢其方は何も悪くない。遠征に行っていたのだから
それより、公務を任せてしまって悪かったな｣

｢あぁ、そうだ
北の国で親を持たない子供が増えているという報告を受けた。孤児を集めた施設を作りたいと…｣

｢そうか、分かった
もし作ることになったら、如月に全て任せることにしよう｣

｢我が！？｣

｢親を持たぬ者の気持ちは、親を持たぬ者にしか分からぬからな｣

｢…そうだな、分かった
朱夏の相棒として、側近として、その名に恥じぬよう努めよう｣

如月｢この時、既に我は朱夏の側近という地位についていた｣

『だから如月を雑魚呼ばわりした酒呑童子は死罪なのか…』

目の前の朱夏達は確かに笑いあっていた、とても幸せそう

如月｢この幸せは長くは続かなかった
それはもう、Aも知っていよう｣

『っ…
思い出したよ、全部…』

その瞬間、またも眩しい光に辺りが包み込まれ、私達は思わず目を閉じてしまった

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あけましておめでとうございます！(遅い)
今年は受験頑張って乗り越えてこの作品完結させます！