アイドルとして？仲間として？《3》

届け、歌声！ ページ49

ｹｰｽｹ｢ほ、ホントにここで歌うのぉぉお！？｣


私達は、さっきの駅前広場にいる
アキノリは、ここでたくさんの人で歌えばセイラさんにも歌が届くんじゃないかと考えた


ｱｷﾉﾘ｢名付けて！
“一人がダメならたくさんで歌ってみよう作戦” ！！｣

『いや、作戦名まんまじゃん！』

ﾄｳﾏ｢確かに、セイラさんに歌が届く確率は上がりそうだけど…｣

ｹｰｽｹ｢ええぇ……｣(//_//)

ﾅﾂﾒ｢ケースケだって、モミーとセイラさんを会わせてあげたいでしょ？｣

『大丈夫だよ、ケースケ』

ｹｰｽｹ｢うぅ…わかった、やるよぉ！！｣

ﾅﾂﾒ｢ウィスパー達もお願いね！｣

ｳｨｽﾊﾟｰ｢歌ならお任せ下さい！｣

ﾐｯﾁｰ｢街中に私の美声を轟かせてみせましょう！｣


『この前聞かされたミッチーの歌、音痴で下手っぴだったけど…』ﾎﾞｿｯ


ｼﾞｭﾆｱ｢ジーたんも歌う、だぜ！｣

ｳｨｽﾊﾟｰ｢あ、そうでうぃす｣


ウィスパーは何かを思い出したように言った


ｳｨｽﾊﾟｰ｢この際だから他の妖怪の皆さんにも声をかけておきましょう｣

ｱｷﾉﾘ｢そりゃいいな！｣

ﾄｳﾏ｢確かに、ここだけじゃなくて、街中に歌を届けられるね｣

『ナイスアイデア、ウィスパー！』

ﾅﾂﾒ｢お願いね、ウィスパー！｣

ｳｨｽﾊﾟｰ｢了解でうぃす！｣

ﾐｯﾁｰ｢我々も手分けしてみんなに伝えてこよう！｣

ｼﾞｭﾆｱ｢ラジャー！だぜ！｣


そう言って妖怪のみんなは飛んで行った


ｱｷﾉﾘ｢よーし！歌うぞー！｣

『ふふふ、大人気アイドルの歌声、聞かせてあげるわ！』


ﾓﾐｰ〈セイラ…〉


♪『静かな森で〜開かれる〜

年に〜1度のクリスマス〜

最高のパーティ始まるわ〜

二人で一緒に遊びましょ〜』


セイラさんに届け……モミーの思い！

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