usssの罪と罰 2

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『勝った〜!!!!』

「ちっ、」

『女の子が舌打ちしたら可愛い顔が台無しやで？』

「可愛くないので問題ないです」

ね、これさどうしてこんなに負けるのさ。
志麻さんが持ってきたんだから小細工してるってことで、勝たせてほしい。

「もっと平和なゲームしません？」

『うーん、じゃあエペするか』

「志麻さんの中では平和なんですね」

まだ聞いたことのあるゲームだし……やるか。

「ハンデください、私やったことないので」

『え〜？じゃあ、一人倒したらとか……？』

「いいですね！徹夜してでも殺,してあげます」

『いちいち言うことが物騒すぎる』

そうして始まったエーペックスは、開始早々難しすぎてやめてやろうかと思うくらいのゲームだった。まあ、志麻さんの熱量に負けましたが。

『Aちゃん、弾無駄遣いしすぎ笑何発打つねん』

「だってそうしないと当たらないじゃないですか。この武器撃つの楽しいし」

サブマシンガン楽しい。撃ってる感覚が癖になる。(当たらないけど)

『実践では弱いけどな。アサルトライフルなら最強』

「何でですか？」

『サブマシンガンは一発一発が弱いし、近づかないと効果ないしな。ショットガンも警察とか使ってたけど相当近くに行かないと当たらないみたいやし、麻薬使ってるやつがショットガンの散弾で撃たれた程度では、感覚がマヒしてるから、痛みを感じず反撃してくるし』

「でも、これが１番使いやすい」

『ボルト簡単やし、R99じゃなきゃ使いやすいんやない？』

「あ、敵」

『無視すな』

今すぐにも撃ちたかった私は志麻さんをガン無視して、私達に気づかずにバチバチに戦ってる敵に向かってゴミエイムで打ちまくった。
そして、何と何と何と、当たってしまったのだ。

「死んだ」

『……死んだな』

「志麻さん！！見ましたね！！やったぁ〜！！」

『当たってもうた』

「寝れる！！」

『でも、それで当たるなんて相当な運の持ち主やな』

「ありがとうございますぅ」

『あ、敵だ』

「私みたいに無視するなぁ！！」

その後、結局志麻さんにメンタル的にボコボコにされてしまい、また再戦を約束させられてしまった。
やっぱり強い。私なんかよりも5億倍上手い()流石だ……。
でも、この短時間でやれた私も凄いと思う。レッツ・ポジティブシンキング☆

「志麻さん〜♪おやすみなさい！」

『……おやすみ』

渋々認めてくれたので、私はベッドに直行したのだった。

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