7 ピーターside ページ7
『いーや。昔のこと思い出してただけだよ』
ピーター「昔の俺らもあんなんだったな」
『トリックやジュジュビの後ろをついて回ってね』
ピーター「2人でやんちゃして怒られて」
『楽しかったな〜』
ピーター「今は?」
『もーーっと楽しい!』
「『ははははっ(笑)』」
夕日でキラキラと輝くファンシーの笑顔
なんどこの光景を「綺麗」と思ったことか
華麗に飛び回ったと思ったら無邪気に笑ったり
最近、誰かに言われて気づいたことがある
これは「恋」なんだって
でもファンシーは……
トリック「おいおい。後ろ何やってんだ」
『チップとシャシャが可愛いな〜って』
トリック「俺は?」
『カッコいい…?』
「「えーー!!?」」
トリック「なんだよ!」
きっとトリックのことが好きなんだろうな〜
そしてトリックもファンシーのことが……
『ピーター!』
ピーター「………ん?どうした?」
『ボーッとしてたけどどうしたの?』
ピーター「いやっ…宝がどうすれば手に入るかなって」
『んーー……まずあの火山に誰が行くかだよ』
チップ「明日みんなで行かないか!?」
『あたしとピーターはパスだよ。明日はマンマの手伝いなんだ』
シャシャ「じゃあ、あたいとチップとラビットとトリックだな」
トリック「おいおいおい!俺もか?」
『子供だけだと危険だろ?』
「ピーターもそう思わない?」とコテッと首を傾げる
本当そういうとこ可愛すぎる
ピーター「そうだな!」ニコニコ
トリック「なんでそんなに嬉しそうなんだ」
ピーター「あわよくば黒焦げに…(笑)」
トリック「おい!俺、先輩だぞ!?(笑)」
『はいはいはい!帰るよ!じゃあな、ヨーホー!』
トリック「おい、待てって!」
いつか必ず……
84人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ファンシー | 作成日時:2018年12月1日 12時