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「だから探偵社の皆に、Aを保護する為に、敦君と入社試験をしようと持ち掛けた。
何しろ違う世界から来た人は宝より珍しいからね。あの世界での情報を聞き出せて、そりゃあ金持ちの道に一直線だ」
そうだったのか。
私はどっと疲れが出て来て、今迄の疲れを溜息として吐き出す。
「気付いてたんなら云ってほしかったよ。
変に気使ってたじゃん」
「ごめんね〜」
軽く謝る太宰は、無邪気な笑顔を向ける。
「あ、次は私が質問していいかい？」
「うん。いいけど」
「敦君がQの異能によって精神崩壊している時、Aちゃん、私の事"治"って助けを求めたよね」
「あ……………」
ニヤニヤする太宰に対し、私は耳まで真っ赤になっているだろう。
「厭、何となくだよ！
太宰って叫んでも来てくれなさそうだっから！」
そっぽを向く私に、太宰は素直じゃないな〜と笑う。
「でも、嬉しかった」
私はそっぽを向いたまま云う。
「助けに………来てくれて…」
最後はもう本当に自分でも聞こえたか聞こえないぐらいの小さな声。
太宰は、え、とまぬけな声を出した。
当たりに緊張と羞恥が貼る。
私は恥ずかしさを紛らわせる為、大声で叫んだ。
「探偵社まで競走!!
負けた方ジュース一個奢り!!」
「え、えぇっ！
ちょ、Aちゃん！！」
空はそんな私達を最後まで見詰めていた。
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿彼は善人を表す色である。
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2キング(プロフ) - 黒九尾＊さん» 親の前でいきなり笑ったら凄い目で見られますよね…。私もよくやるので家族から変な人だと認識されてます←更新頑張ります!! (2017年3月12日 20時) (
レス) id: 1ed813b825 (このIDを非表示/違反報告)
黒九尾＊(プロフ) - メルヘンチックとリアルが全然違って親達の前で吹いてしまった、キャラ達との会話が物凄く面白いです！更新楽しみに待ってます♪ (2017年3月12日 19時) (レス) id: 5efd775a88 (このIDを非表示/違反報告)
2キング(プロフ) - ヲタク様さん» 閲覧ありがとうございます!こちらも引き続き見てくれてとても嬉しいです!応援宜しくお願いします。 (2016年12月26日 13時) (レス) id: 36a5dfc320 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタク様(プロフ) - こんにちは!【元】『ミミミの松』です!見れました!凄く面白いです!これからも応援するので、頑張って下さい! (2016年12月18日 21時) (レス) id: 12cd453bfc (このIDを非表示/違反報告)
2キング - リビリンスさん» 有難うございます！乱歩さんが1番やり過ぎてる感じしてますよね……w私自身、乱歩がどうしてあそこまで行ったのか分かりません←←こんな作者ですが、これからも宜しく御願いします！！ (2016年11月14日 16時) (レス) id: 09facf1319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：2キング | 作成日時：2016年8月31日 14時
