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『キミは元々激情型だろう？ああ、いけない。そんなことでは奴らを手にかけるなど口にしてはならない！だったらキミは林檎の芯でも愛していた方がまだ生きる意味がある。大丈夫だ、林檎の芯愛好家なら知り合いにいる。目付きが悪く凶暴だがまあ関わらなければ良い！』
「黙っていれば好き勝手言ってくれるな」
『言っただろう？私は神！それ故に船長が次に言うことが分かる。船長、キミの言葉を代弁するぞ』
片腕を伸ばし、レオリオと私を順にAは指さす。その瞳はやはり自信に満ち溢れていた。
『船から降りろ！』
「はあ！？お前にそんなこと言われる筋合いはねーよ！」
それまで彼女のペースに呑まれていたレオリオもこれには強く抵抗した。何か続けようとした彼女の肩を船長が叩く。
「嬢ちゃん、お前さんは合格だ。その先はオレの仕事だからそろそろ変わってくれ。来年からオレの仕事がなくなっちまう」
『そうか！それは悪いことをした。林檎の芯でもいるか？』
「それはいらねえな」
船長は一つ咳払いをした。
「ハンター試験は既に始まっているのさ」
船が荒波に、まるで水の上に浮かべられた葉のように揺らされる。甲板から乗組員の騒ぐ声が遠く聞こえた。
「知っての通りハンター資格を取りたい奴らは星の数いる。そいつら全部を審査できるほど試験官に人的余裕も時間もねェ。そこでオレ達みたいなのが雇われて志望者をふるいにかけるのさ」
『気づかないか？出て行った馬鹿共の名前は既に報告されている』
「あっ！だからさっき色んな人の名前言ってる人がいたんだね。あれ電話だったんだ」
『ほう！少年、耳が良いな。キミは神の名の元に於いて合格だ！』
「え、いいの？」
「いいわけあるか！」
船長がAとゴンを一喝する。しかしそんなことは今の私にはどうでも良いことであった。
この男がハンター試験に関わっているなどと想像すらしなかった。悔しいことにAの言う通り私は未熟だ。
これがハンターの世界。あらゆる面から情報を拾い、察知する能力が不可欠……！
息を吸い、気は進まないがハンターを目指した理由を言う。
「私はクルタ族の生き残りだ」
船長はその名を知っているらしく、ピクリと反応する。
「四年前、私の同胞を皆殺しにした盗賊グループ“幻影旅団”を捕まえるためハンターを志望している」
「
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イチゴ(占ツク引退済み、現在はフォレスト＋）(プロフ) - 伊波トウナさん» ありがとうございます。現在はフォレストプラスというところで連載をしており、私のプロフのホームページ欄にURLがございますので、そちらを参照していただければ幸いです。 (2023年4月26日 15時) (
レス) id: a1afa45e22 (このIDを非表示/違反報告)
伊波トウナ(プロフ) - すごく面白くて続きを探そうと思ったのですが、サイトの方で作品が見つかりません。検索ワードはどのようにしたら続きが出てくるのでしょうか？ (2023年4月18日 19時) (レス) @page38 id: ce08f5279c (このIDを非表示/違反報告)
みょみょ(プロフ) - 最高 (2022年8月29日 16時) (レス) @page38 id: e964d8a7a2 (このIDを非表示/違反報告)
南雲藍琉(プロフ) - いえいえ、事前にお知らせいただいたとおり書いてくださったのでとても嬉しいです。実を言うなら題名で読むことを即決したらイチゴさんだったんです。(前もこんなだったような……) 夢主もイルミも変わらずで安心感すら抱いてます(笑)更新、楽しみに待ってますね。 (2019年3月6日 22時) (レス) id: 2e644448cf (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - 南雲藍琉さん» いつもありがとうございます！すぐに反応してくださって感動しています。長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした (2019年3月3日 23時) (レス) id: 4095736d8a (このIDを非表示/違反報告)
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