今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:13,227 hit
小|中|大
▼入学式 ページ5
ちび少年が走り出したが、なにか思い出したように振り返った。なんだ…?
「先輩!!俺!一年の日向翔陽です!!!!!!」
そういうことか。
「三年、AA。」
「またあとで!A先輩!!!」
先輩、ね。龍や夕じゃないけど、その響きにはすこしの優越感を覚える。
日向翔陽、今年のバレー部は面白くなりそうかな。
そう思って俺は、少し微笑んだ。
そして、俺も新一年生が体育館に入る前に入っていった。
暇な校長の挨拶も終わり新入生の挨拶へと続く。
新入生代表の金髪の眼鏡くんが壇に上がると、紙を広げて喋り出す。
うわー…気怠そうだなー…。それになんか生意気そう。
気合いそうな気もするけど。
くだらないことを思いながらぼーっと見ていると新入生挨拶が終わったのか眼鏡くんが戻っていく。
形式的な教頭の言葉も終わり(今日もあきらかにヅラだった。ここまできたらもうネタとしか思えない)、新入生の退場。
次に二、三年生が退場して入学式が終わる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ことり | 作成日時:2015年3月7日 15時