運命の糸

ゲーム ページ3

るぅる
鬼に捕まらず、テーマパーク内にあるぬいぐるみを見つけたらゲームクリア


『ゲーム…』


「はぁ？何がゲームだ。ふざけやがって」

男性が口を開く。

「こんなくだらないことやってられるか」

そう言って外に出ようとすると空からレーザーの様なものが男性の頭を撃ち抜く

『ひっ……』


何これ！？意味わからん！？えぇぇ？死んだ？え？死んだ？？

目を泳がす私。周りは何も思わず黙っている。

人が目の前で死んだのに。正気じゃない。

でももう戻れない。
やるしかない

そんなことを考えてるとテーマパークのもんが開きプレイヤー達がどんどん先に進んでいく。

ぬいぐるみかぁ……


「ねぇ」

そう声を掛けられ後ろを向く

『私？』

「君しか居ないでしょ」

周りをみると他の人達はもう先に行ってしまった。
少し小馬鹿にされて苛立っていると彼が続ける

「君、ゲーム初めてでしょ」

『ゲーム？…』

「ゲームに負けると死。さっき見たでしょ。」

『とりあえずやらなきゃなんですよね。これ。』

私の発言にビックリしたのか眉を上げる彼

「怖いとか思わないんだ。」

『今更なにいってるんですか。早く行きましょう。早く終わらせたい。』

「そうだねぇ」

余裕があるのかなんなのか
2人でテーマパークの中へ急いだ

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