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少しして、昨日日勤だったメンバーが出勤してきた。
白石「……あ、藍沢先生。おはよう。…昨日はよく眠れた？」
「…………あぁ、問題ない」
白石「……あれ、珍しく長袖着てるのね」
「…………藤川と同じこと言ってるな」
そう淡々と返せば、いつものように呆れたような、
けれども微笑みつつ返してくる。
白石「…………だって、そう滅多に着ないでしょ」
そんな会話をしていたら、緋山が勢いよく医局に入ってきた。
藤川「お、おはよう、緋y…「ちょっと白石、！あたし起こしてって言ったわよね！？」
挨拶を遮られた藤川が無視かよ、と小さく呟く。
白石「ちゃんと起こしました。……揺さぶっても起きないんだもの、私も時間間に合わなくなっちゃうから先行かせてもらったの」
緋山「はぁ……、もう最っ悪」
白石「起きなかった緋山先生が悪いんでしょ」
藤川「緋山、お前まだ白石んとこ泊まってんのかよ！笑」
緋山「うるっさいわねぇ！……あんたに関係ないでしょ！」
藤川「あー、はいはい、すみませんね」
そんなやり取りを聞きながら、服の下に隠した痣が見えていないか確認する。
………………この感じだと、隠し通せそうだな。
そう思いながら再びパソコンに向かった。
白石「……藍沢先生、腕いたいの？」
そう白石に声をかけられ、驚いたと共に、焦りを感じた。
…………バレた、のか…？
「……いや、別に…。どうしてそう思う」
いつものポーカーフェイスを保ちながらそう聞く。
白石「腕、何度か押さえてたから。」
腕が痛くて腕を抑えた記憶などない。
＿＿＿＿＿＿＿無意識、だったんだ、きっと。
「…………いや、何でもない。」
白石「………ホントに、？」
「……あぁ、本当だ。……なんの意味もない」
白石「…………そっ…か、」
どこか安心した顔でそういう白石。
……………………純粋なやつでよかったと、つくづく思う。
「…………悪い、このあと脳外で用があるんだ。……もう時間だから行く」
白石「え、あ…ちょっと、！」
もうこれ以上居たら、バレそうで、まだ話している途中だったけれど、適当な理由を付けてその場を去った。
＊＊＊＊
腕を上げたり、日常的な動作をした…、
ふとした時に痛む腕。
…………こういう所にだけ、察しがよかったりするんだよな…。
どうにか気付かれないことを祈りながら、
脳外へと向かった。
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雷 - ヒロアカの相澤先生とコードブルーの藍沢先生をコラボしてほしい (2021年2月10日 1時) (
レス) id: 98e42ae13b (このIDを非表示/違反報告)
原 しおり - アナ雪と藍沢せんせーのやつ！！ (2020年1月4日 18時) (レス) id: d467e69a73 (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - ありささん» コメントありがとうございます！！！楽しんで頂けているのなら、光栄です！！テストなどで更新頻度が減ることもあると思いますが……。こんな作者ですが、これからもよろしくおねがいします、！！ (2019年7月17日 23時) (レス) id: 84f0d9b71f (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 毎回楽しく読ませてもらってます！！更新速度も早いのですごく楽しみです！これからも頑張ってください！応援してますっ！！！ (2019年7月17日 23時) (レス) id: d90df726ae (このIDを非表示/違反報告)
yuuftykk(プロフ) - めいさん» そんなこと言って頂けてとても嬉しいです！！応援ありがとうございます！頑張ります、！ (2019年7月17日 13時) (レス) id: 84f0d9b71f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自鳴琴 | 作成日時：2019年4月4日 0時
