検索窓
今日:12 hit、昨日:3 hit、合計:27,680 hit

大炎上祭-12- ページ1

西条「…それがお前の素か?」

A「西条君…」


正直忘れてました…
そんな彼は驚いた感情を抑えつつ、無理に余裕な顔を作っていた。
これは僕だから分かるんだろうけど、彼も白のファンだったと思う。…悪い事をした。


西条「違うだろ?俺が見たいのはお前の底の部分なんだよ…本当のお前なんだよ」

A「……」



マ「おっと!皆さんが目を離してる隙に炎上ゲージがMAXに!って、今ゲーム中ですよ!!忘れてませんか!?」


男「そ、そうだった!」

男「忘れてた…」

女「これで全焼…!」

女「やぐらが崩れる…!!」


大きな音を立てながら、ヤグラが崩れていく。


マ「ハイ!これにて終〜〜〜了〜〜〜!」


やっと終わりか…
だけど、それは間違いだった。


マ「…なわけないでしょ!!」


燃え盛る炎の中から、

【祝!やぐら"上段"焼失】

そう書かれた看板を掲げた、小さいマーブルがいた。


「「…………え…?」」

マ「まだやぐらは"下段"が残ってます!」

女「え、ゲージ復活した…?」

男「え…?300ℓ?」


さっきは50ℓだったから、その6倍…!?


マ「しかし、なんですね!せっかくのお祭りなのにまだまだ盛り上がってないですね〜〜!炎上の勢いももっと欲しいですし…
まだまだスマホの中に、"特大燃料"隠してる人もいるんじゃないですか〜〜〜?」


そう言われて僕含め、周りが体をビクつかせる。


マ「なので!少しばかり"手伝って"あげます!」


手伝う?何か嫌な予感が…


マ「シャッフルタイム!!


マーブルのその掛け声と共に、淡い光に包まれたスマホが僕の手元から消え、誰かのスマホが一瞬で僕のスマホと入れ替わる。


つぼみ「……!?スマホが…!?」

マ「言ったでしょ?"皆で協力して…って!
今、皆さんの手の中にあるのはチーム内の"誰かのスマホ"!
他人だったら思う存分"個人情報流出"させられますよね!?
さぁ…ここからが祭り本番ですっ!!」


他人のスマホを覗ける…他人にスマホを覗かれる!?

大炎上祭-13-→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユトナ(プロフ) - sikuraさん» 短い文なのに気持ちが伝わってきてめちゃ嬉しいです。読んでくださりありがとうございます! (2020年3月19日 21時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
sikura(プロフ) - え、、好き (2020年3月14日 20時) (レス) id: 8625e8b290 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - 山さんさん» ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです! (2020年1月23日 6時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
山さん - やばい、男主の性格好きかも← (2020年1月17日 3時) (レス) id: 926db107d7 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - さきさん» 更新楽しみにしていて下さり、ありがとうございます!少々お待ちして頂く形となりますが必ず更新しますので、楽しみにしていて下さい。夜分遅くに失礼しました。 (2020年1月6日 1時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユトナ | 作成日時:2019年7月18日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。