リアルアカウント【男主】5

SNS鬼ごっこ-11- ページ12

つぼみ「私達も探しましょう！」

カナ「そうね」


こうして二手に分かれてマーブルマークを探すことになった。

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カナ「あ！太ももの裏にあったわ、つぼみちゃん！」

つぼみ「カナさんは腕の下ですね！」


2人は直ぐに見つけられたようだけど…


西条「お前のマークどこにもねぇんだけど…」

A「やっぱり運転しながらだと、くまなくは探せないですよね。何処かに降りた方が良いでんしょうけど…」


一箇所に止まっているのは危険だ。こうやって車で走っている方がよっぽと安全だろう。


西条「てかお前の髪邪魔だ、早く縛れ」

A「運転中ですよ…」


確かに首に当たってこそばゆいけど、悠長に結っている暇なんてなかった。


つぼみ「あ！なら私がしてあげるよ！」


そう言ってくれたつぼみちゃんにヘアゴムを渡し、髪を結ってもらう。人に髪を結って貰うのって初めてだ。


つぼみ「っ！？あーーッ！！あったよ！マーブルマーク！！」

西条「は！？うおっ、マジじゃん！お前うなじにあんぞ！」

A「え、本当ですか？」


うなじにあるなんて…そりゃあどれだけ探しても、自分からは死角。
他のプレイヤーは身体にあるのが多く、顔にあってもユウ君のように分かりやすい場所で、髪や首輪が邪魔するのもあって探してもらっても、見つかりにくい訳だ。


カナ「これは…髪を括らない方が良いんじゃないかしら」

A「そうですね、見つけられやすくなりますし。」


2人にお礼を言い、車の運転に集中する。
皆無事にマークが何処にあるのかを把握できた。

さて、これから3日間どう逃げようか。




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次回、西条視点です。

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