波乱な中忍試験 28 ページ31
「ぐぁぁぁぁあ！！！」
血飛沫が飛び、地面に横たえたミスミを冷たく見下ろした
「うちの妹達に手ぇ出しといて、手ぇ抜くわけ、ねぇじゃん？クソが」
「しょ、勝者カンクロウ！！」
遅れて出た歓声と上忍達の同様を背に、カンクロウもさっさと2階へ上がった
「よくやったカンクロウ」
「ちゃんと骨までやったな、いい結果だろ」
「くー！！すっげすっげ！やっぱり傀儡すげーってばよォ！！」
「やはりチャクラコントロールと駆け引きは凄まじいな・・サクラといい勝負だ」
「えぐかったけどスッキリしたわ！」
5人に囲まれながらふふんと鼻を鳴らしたカンクロウは、メルヘンから立ち直ったサクラに向いた
「団体戦じゃねーけど、妹のためじゃん！サクラもしっかりやってこいよ！」
「！うん！！」
「忍としてはそこはかとなく合格なんだけどねぇ」
「なんかこう、なんでしょう、とりあえず」
((こっち側で良かったと言わざるを得ない・・))
よっしゃあ！と気合を入れるサクラ
そして丁度次はサクラの番だった
相手は
「あ・・・いの・・だ」
幼馴染で、親友の・・
「サクラ・・」
「サクラちゃん」
2人の声に振り返りムン！と力を入れた
「大丈夫！なんたっていのは」
忍びとしてもライバルなんだから！
「・・・あんたと戦うなんてね」
「そうね・・でも、負けないから・・っ」
「それでは、始め！」
2人の攻防戦は始まった
殴り合う鈍い音
それはなんとも痛々しかった
「なぁ、サスケェ、やっぱりサクラちゃん」
「・・・ああ・・殴る事に、だいぶキテるな」
「あの子サクラの友達なのか？」
「親友だってばよ、俺達もずっと一緒にいるから逆に気づかなかったけど」
「むしろ365日一緒にいたら逆に気づかねーよ」
そりゃ言えてるわ
カカシもそう思いながら2人を見る
アカデミーの頃は表向きサスケを取り合う女の子同士
ただ一つ違うのが、サクラがサスケとナルトと共にAと日夜鍛錬をしてきた事
はっきり言って現状、贔屓目なしに第7班のチームワークも個々の力量もかなう下忍は砂と、ギリギリガイ班のみと言っていい
それは多分、山中いのも分かっている
届かない攻撃、加減される攻撃
戦っている本人が一番、よく分かっている
「っーーーーあーもう！あんたねぇ！！！」
「っ！」
ザクッ！といのは、試験前のサクラより長い髪を切り落とした
「い、いの！？」
「ちゃんと本気で来なさいよ！なまっちょろいことしてんな！このデコ助がぁ！！」
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アミ(プロフ) - 姉弟可愛すぎます、更新頑張ってください！楽しみにしてます (3月10日 16時) (
レス) @page34 id: c416b236de (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ〜(プロフ) - めちゃ好きです続きを所望します(oωo ) (12月28日 0時) (レス) @page34 id: f96f483d3b (このIDを非表示/違反報告)
あや - 続き読みたいです (10月3日 2時) (レス) id: f6af94ada0 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - ナル卜好きさん» コメントありがとうございます！シンプル直球ありがとうございます！ｗまだまだ頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (8月3日 7時) (レス) id: 535c40ca13 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 学校ダルいぜさん» コメントありがとうございます！神なんておこがましいですが・・・楽しめる作品にしていこうと頑張っておりますので引き続き読んでいただければ幸いです！亀更新ですみません！ (8月3日 7時) (レス) id: 535c40ca13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココロ | 作成日時：2023年4月20日 18時
