試験と試練5 ページ5
「ナルト！イルカ先生！」
「ねーちゃん！」
着いた時には日が登り、ボロボロになった2人がいて、ナルトの額には額当てがあった
「っ、も！ほんと！心配したんだから！！！！」
「っ！ね、ねーちゃん・・」
自分でもびっくりするくらいの声を出しながら、ナルトを抱きしめると、おずおずとナルトの手が背中を掴んだ
「ねー・・ちゃん・・お、俺、九尾・・」
「そんなん知ってる！そんな事より！怪我は！？イルカ先生も！」
そう言ってナルトを見るとぽかんとしていた顔はみるみる涙を貯めた
「な、ナルト？」
「う、あ、うわぁぁぁん！！！」
「ど、どうしたの！？あの野郎に嫌なことされた！？されたね！されたよね！大丈夫だよ！あいつは」
「ねーちゃ、ねーちゃんっ！」
「ナルト？」
ナルトにキツく抱きしめられ、マジでなんかあったんじゃないかとイルカを見た
「ナルトは嬉しいんだよ」
「え？」
「ミズキがAの両親も殺されたって言っちゃってね」
「・・・あの野郎マジで・・もぎ取ってやろうか」
「あー・・うん、正式な処分待とうか、で、まぁ、安心して泣いちゃったんだよ」
「そ、そっか・・・ナルト、私言ったじゃん？ナルトの事をちゃんと見てるって、ナルトは素直で真っ直ぐで、大好きな弟なんだって」
「ゔん！ゔん！」
「でも、私だけじゃないよ、イルカ先生は勿論、ナグリも、カラモも、ナルトをちゃんと見てる。だから泣くな、ナルト・・・もう、立派な忍びになったんでしょう？」
「ん"！俺ってば！忍になったってばよ！」
泣き顔を笑顔に変えて、ナルトは額当てをクイッと上げた
うん、いい顔
「おめでとう、ナルト」
「うん！ありがとう！ねーちゃん！」
イルカを医療班とカラモ達に託し、家に帰る
「あれ？」
「？」
も、しかして？
「た、ただいまー・・うわ！」
扉を開けると、2つの体が襲いかかってきた
「姉さん！」
「お姉ちゃん！」
「「ナルトが帰ってこない！」」
2人共頬に寝た痕を残して泣きそうな顔で見上げている
「あー、大丈夫、いるよ、ナルト」
「え！？あ！ナルト！」
「お前どこいってたんだよ！」
2人に矢継ぎ早に迫られると
「な、ナルト？どうしたの？」
「泣いてんのか？」
ナルトはそのままガバリと2人に抱きつき、声を殺して涙を流した。
全く・・
2人の心配に更に歓喜余ったのだろう、ナルトは苦しそうにもがく2人に促され、部屋に入る
「・・・ご飯、温めてあげないとね」
食卓に並んだご飯を見て、Aは言った
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ココロ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます！このみいがいでのだなんて好み以外での好きな唯一の作品だなんてとても嬉しいです！返信が遅れて更新も遅れて申し訳ございませんが、こちらの方こそ、今後ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (
レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！一気に読み進められるような、なるべく分かりやすく楽しめる作品を目標にしておりますので、そう言っていただけると嬉しいです！今度ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 小柴紬さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません！面白かったという事がとても伝わりました(笑)ありがとうございます！今後とも、よろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ハント - 普段は原作沿いのものしか好んで読まず、原作沿いでないのは正直あまり好きではないのですがこの作品だけは本当に面白くて、楽しく読ませてもらっています。原作沿いじゃなくて好きな唯一の作品です。これからも応援させてください！ (2023年1月1日 22時) (レス) @page20 id: f0e2121179 (このIDを非表示/違反報告)
花 - すごく面白いです！昨日読み始めたばっかりだけど、もう全部読んじゃいました！更新頑張ってください。待ってます！ (2022年12月27日 8時) (レス) @page38 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココロ | 作成日時：2022年8月13日 11時
