試験と試練4 ページ4
「私、ミズキ先生ってちょっと苦手なんだよね」
「お前もか」
「サスケくんも！？」
「ああ、何かこう・・嫌な感じなんだ」
「一緒だね・・・とりあえずさ、ナルトが帰ってくるまでお姉ちゃん家で夕飯作って待ってようよ、お姉ちゃんに習って私も少しは出来るようになったんだ」
「・・それもそうだな」
サクラは嬉しそうに、お買い物からだね！と商店街に步を進めた
なにも、なければいいが・・
そう思いながら、サスケはサクラの後を追った
夜
少し騒がしくなった外を窓から見ながら、サスケとサクラは温めるだけのご飯を食べずに待っていた
「遅いね」
「・・だな、姉さんもまだ帰ってこないし」
「夜までって言ってたんでしょ？」
「ああ・・」
「お姉ちゃんもナルトも・・大丈夫かな・・」
不安そうにするサクラに、サスケも顔を月に向けた
姉さん、ナルト、早く帰ってきてくれよ・・・
「ば！バカよせ！」
イルカの悲痛の叫びが森に響いた
だが、構わずミズキは話を続けた
「12年前・・バケ狐を封印した事件はしっているな」
「？」
「あの事件以来・・里では徹底した"ある"掟が作られた」
「・・・ある掟？」
「しかし・・ナルト！お前に"だけ"は、決して知らされる事の無い掟だ」
「・・俺だけ・・！？なんなんだ、その掟ってばよ！？どうして・・」
ククク・・と悪い顔で笑うミズキに、ナルトは目を見開きながら、呆然とミズキを見た
「どんな・・どんな掟なんだよ」
「ナルトの正体がバケ狐だと口にしない掟だ」
「え？」
「どっ、どうゆう事だ！」
「やめろ！！」
「つまりお前が、イルカの両親、そしてお前が姉と言っている月守Aの両親を殺し！！里を壊滅させた九尾の妖狐なんだよ！」
「！！」
シュッ、シュッ、と足が風を切る音がする
(急がないと、遅くなったっ！)
Aは木の葉の外れにある森を目指した
明け方近くになった任務
記憶通りであれば既にナルトとイルカがミズキに襲われている頃だろう。
感知でチャクラを追えば、3人が対峙している
終盤も終盤そうだ
(なるようになれとは思ってるけど、やっぱりあの野郎ムカつくよな・・と言うか何にもできないのがほんと辛すぎ・・)
そんな事を考えながら足を急がせる
「Aー！早すぎるって！」
「Aマジ元気すぎんだろ！」
「あんた達着いてこなくていいって言ったでしょ！あと！カラモに言われたくない！」
班として任務をこなしてから着いてきた2人
「もう！早く付け！」
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ココロ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます！このみいがいでのだなんて好み以外での好きな唯一の作品だなんてとても嬉しいです！返信が遅れて更新も遅れて申し訳ございませんが、こちらの方こそ、今後ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (
レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！一気に読み進められるような、なるべく分かりやすく楽しめる作品を目標にしておりますので、そう言っていただけると嬉しいです！今度ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 小柴紬さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません！面白かったという事がとても伝わりました(笑)ありがとうございます！今後とも、よろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ハント - 普段は原作沿いのものしか好んで読まず、原作沿いでないのは正直あまり好きではないのですがこの作品だけは本当に面白くて、楽しく読ませてもらっています。原作沿いじゃなくて好きな唯一の作品です。これからも応援させてください！ (2023年1月1日 22時) (レス) @page20 id: f0e2121179 (このIDを非表示/違反報告)
花 - すごく面白いです！昨日読み始めたばっかりだけど、もう全部読んじゃいました！更新頑張ってください。待ってます！ (2022年12月27日 8時) (レス) @page38 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココロ | 作成日時：2022年8月13日 11時
