第7班を支えたい！弐

カカシ第7班！6 ページ14

「嫌いなものは・・・」
サクラはサスケとナルトを見てから目を伏せた

「弱い自分です。」
「！・・ほぉ」
「私は2人より弱くて、チャクラコントロールもまだまだで、お姉ちゃんになんて全く追いつけない、けど、いつかお姉ちゃんを守れるくらい強くなって、2人と並べるくノ一になりたい！」

(よくまあ育ってるじゃない・・・)
「あ、でも友達って意味でナルトも好きです！お姉ちゃんはもっと大好き！」
「うう、ギリギリ言ってくれて良かったってばよ・・」

(面白いね、この3人)
6年前、アカデミーに上がってからナルトの監視は段々と解かれていったために、3人がどのくらいできて、どのくらいの交流があったかはカカシは知らない

「よし！自己紹介はそこまでだ、明日から任務やるぞ」
「はっ、どんな任務でありますか！？」
(任務だ！任務だ！)

「まずはこの4人だけであることをやる」
「なに？なに？」
「サバイバル演習だ」

カカシがそう言うと3人は首を傾げた
「サバイバル演習？」
「それならアカデミーでも姉さんとも散々やったぞ」
「なんで任務で演習やんのよ」
口々にそう言うと、カカシは続けた

「相手はオレだが、ただの演習じゃない」
「「「？」」」
「じゃあさ！じゃあさ！どんな演習なの？」

そうナルトが言うと、不敵にカカシは笑った
「ちょっと！何がおかしいのよ先生！」
「いや、ま！ただな・・オレがこれ言ったらお前ら絶対引くから」
「引くゥ・・？は？」
「卒業生27名中下人と認められるものはわずか9名、残り18名は再びアカデミーへ戻される。この演習は脱落率66%以上の超難関試験だ！」

「「「・・・・・」」」
3人は白目を向いて固まった

「ははは、ホラ、引いた」
「ンなバカな！！あれだけ苦労して・・・じゃ！なんのための卒業試験なんだってばよ！」
「あ！あれか・・下忍になる可能性のあるものを選抜するだけ」
「ぬーーーなぁにぃーー・・」

「とにかく明日は、演習場でお前らの合否を判断する、忍び道具1式持ってこい、それと朝めしはぬいて来い・・吐くぞ！」

3人は目を合わせる
「絶対、ぜぇーったいぶっ倒すってばよ！」
ナルトの声にこくりと2人が頷いた

(・・・別にこの3人ならやらなくてもいい気がするけど・・ま、やらせてみたかったってだけなんだけどさ)
「詳しいことはプリントに書いといたから明日遅れてこないよーに！」
「吐くって！？そんなにキツイの！？」

「だーもう！ねーちゃんと特訓だってばよ！」
「うん！」
「ああ！」

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