自称サンドバッグ屋

俺の仕事 ページ16

〈天side〉
仕事から帰って来たらAが男を連れ込んでいた

まぁ、俺にとっては別に、

関係は………。

何故Aがこれを持っている

話は変わるが俺はAの前でキャラを作ってはいない。元々俺は仕事仲間以外とは一切喋らない為、人と話すのが苦手なだけ

だから、単語、単語ってぐらいしかAとは喋れない

俺はなんで見えてないのかって話だ

理由は簡単。

この世に存在しない人物だから

さて、話を戻してしまうが、そのおばあちゃんには気を付けなければ

この黒いお守りは俺にとって、とっても面倒な物

だから、今すぐにも消したい

te「A、これ、いらない、よね、？」

ちなみに俺は二重人格では無い。これは言っておく。心の中と実際の雰囲気が違うのは元から

『えー…。でも、貰ったもんやしなぁ…』

ｼﾞｭｯ

『ちょいちょいちょい？！何焼いてらっしゃる？？』

そのお守りに火を付ける

te「Aに、怪しい奴、いない、よ。ただの、インチキ。それに、俺、が、居るでしょ、？」

『インチキ…だったか…。じゃあ後で色々するからそのまま置いといて』ﾊﾞｯ

ｶﾞﾁｬﾝ

Aはリビングの方へと急ぎ足で向かった

ｼｭﾙ…

te「いらないよね？こんな物。Aには、俺が居なきゃなにも出来ないんだもん」

俺は仕事の時の姿になり、お守りをゴミ箱へと入れる

Aの部屋にはAが使わない新品な姿見がある

そちらの方に視線を向ける

te「こんな姿、見たら嫌われちゃうかも」

姿見の中には人間の形をした俺が写っている

だが、それだけなら、Aに見せても別に大丈夫なわけだ

しかし俺の仕事は死神。

今にも命が尽きそうな奴の魂を奪う者だ

俺は仕事をすると魂を抜き取る時に出てしまう血を被ってしまう

だから、こんな姿、嫌われるに決まっている

だけどAが絶望をした顔を見たいと思ってしまう

te「だから俺はまだ、正体を明かさない。あいつの、Aの、絶望を見たいから…」

死神とは、凄く面倒なものだ

ーーー
天ちゃん凄く印象変わりますよね。

今まで可愛いキャラだったのに…！←お前がさせたんだ

このページだけだと、完全に天ちゃんが悪役ですが、まだ全然続きあります。

楽しみにしてください！

天の声→←黒のお守り

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す