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敦「芥川、契約書にサインしてよ。お願い僕の後々の人生に関わることなんだ!」
「僕の場合人生どころか死後すら色々と危うい状況なんだが」
敦「あっはっはっは。」
「そんな棒読みのような笑い方をする奴は皆怪しい奴だと太宰さんが仰ってた」
敦「やめろよ病院送りにするぞ」
「コロして速攻で首をもらい飾ると?」
敦「今すぐ首落としても良いんだぞ。僕はその方が嬉しい」
喧嘩寸前。今すぐ決闘とでも言わんばかりの空気。今現在道を通る人、ショッピング帰りのワクテカな人、ホームレスの人、さまざまな人達がいる。だがこれらの方々はこれから起こる芥川と敦のランデブー(笑)鬼ごっこに巻き込まれかねない。運命の魔王様は一般人に味方するのかそれとも鬼ごっこ組に加勢するのか。どっちでも嫌だがこの世には神様なんていないから魔王様が運命の天秤をどちらに傾けるかの話になってくる。さてどうなることやら。
結果は五分五分っぽい敦の勝ちだった。さすが虎。身体能力だけは優秀。頭のイカれ具合で打ち消されているが。
敦「さーて芥川。僕の契約書にサインを」
「ほぼ奴レイではないか。というか現代にこんなガチガチの縛りしても意味ないぞ。一応法律が守ってくれる。多分」
敦「不確定要素マックスじゃん。」
敦と芥川、二人とも意外と法律に弱かった。
だからこんな縛りしても良いのだろうかという思想にはちゃんとなる。でもイカれてて常識というネジもところどころ吹っ飛んでる敦はまあいいかという感じで今後も芥川の死後首を貰い受けようとに契約書片手に迫ってくるがその度に鬼ごっこになり探偵社にクレームが入り暫く自宅謹慎を敦が受けるがそれはまた違う話。
太宰「敦君、きみが何でこんなことになってるかわかるかい?」
敦「芥川と追いかけっこしてたからです」
太宰「よろしい」
国木田「今度太宰も巻き込んで契約しに行ってやる」
太宰「え、やめて。真面目にやめて。いつもクレームは国木田君に丸投げしてるのに私まで謝りに行くハメになったから。そしたら私も自宅謹慎食らうじゃないか」
敦「太宰さん言葉おかしい」
「胃が…」
樋口「大丈夫ですか芥川センパイ!胃薬と毛布持ってきました!あとで有給取りましょうか?!」
「そこまでしなくて良い…」
終わり。
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華流(プロフ) - 奏鈴 莉音さん» コメント有難う御座います…!ハマって直ぐに書いたので多分可笑しい所が多いと思いますが…!敦くんはこういう素でヤンデレ紛いをして欲しいと思ってます← (2022年1月23日 19時) (レス) id: 55e45a473e (このIDを非表示/違反報告)
奏鈴 莉音(プロフ) - 面白かったです!契約書...其所迄するか、敦君...。 (2022年1月23日 18時) (レス) @page3 id: 7bed001268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華流 | 作成日時:2022年1月22日 16時