家出少女は何故か文ストの世界にトリップしました!2

ポートマフィアでの生活３〜エリス嬢と冒険〜 ページ13

えーー
もう仕事したくないよ〜←

森「そう難しい仕事じゃあない、実は今日一日私は中原君と外での仕事なんだ。
だからその間エリスちゃんと遊んでいてほしいんだよ。」

「エリスちゃんとですか？」

森「...確か面識はなかったと思うんだけど。」

！！
わ、忘れてた...！
エリスちゃんとはまだ会ってないんだった！

「私の異能力ならいくらでもわかりますよ。
後、昨日ドレスを着てほしいって言われたのとその時の話の内容からして...。
それと、ポートマフィアの一番偉い人がドレスを集めて眺めるのが趣味っていうのも
なんか怖いって言うか話し方も慣れていた様だったので...。」

森「へえ、君の能力は汎用しやすいね。」

「...そうですね。」
良かった〜！
何とか乗り切れた！

今回の事で怪しまれるだろうし、気を付けなくちゃな〜。
まあ、太宰さんにはすぐバレたけど...。

リュックの中に入ってる前の世界の持ち物も気を付けなくちゃ。
ゲームのアルバムの所に文ストの写真結構入っちゃってるからね！
見つかったらどんなことになるか...。

まあヤバいことになるのは確実だな...！

森「まあいいや、今日はエリスちゃんの事頼んだよ。
もう直ぐ来ると思うんだけどな...。」

エリス「リンタロウ！お腹が空いたわ！ケーキが食べたい...あれその人は誰？」

森「ああ、この子は昨日新しく入ってね。残念だけど今日は私が一日外に出てしまうから
この子と一緒の遊んでいてほしいんだ。
本当に残念なんだけどね...。」

大の大人が本当に泣きそうな顔で残念がってる...。

エリス「別に残念じゃないわよ。」

森「エリスちゃん〜〜」

あ、泣いた。
でも少し可哀想な感じになって来た。

エリス「あ、そう云えば貴女名前は？」

森さんめっちゃ無視されてる...。

「私の名前は朝日Aです。今日はよろしくお願いしますね！」
此処に入ってから少し色々と落ち込んでて目が死んでたけど、
エリスちゃんと遊ぶのは楽しいし悪い事でも無いからこう云うのが続けばいいのにな。

森「...エリスちゃん無視しないでよぅ！」

森「でも可愛いから許す！」

こういうのを駄目な大人っていうんだろうな〜

エリス「じゃあA来たばっかなら此のビルの中を探検しましょ！」

あ、また無視してる。
まあいいか。
「楽しそうですね！そうしましょう!」

ーーーーーーーー
遅れてしまってすみません。
今日一日一寸外に出ずっぱで…。

次回
エリス嬢と冒険3
ではまた！

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