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*
『よし、いってきまーす』
｢いや待て待て待て待てぇい！｣
『どしたの、とんち』
｢どこ行くねんお前｣
昨日ショッピくんに連行されてから色々考えて、この5日間の休みをどう使うか決めていたのだ。
取り敢えず1日目は街を散策しよう ということで、るんるん気分で玄関に向かった。
漸く玄関に辿り着いたところでとんちに見つかった。
『どうせ暇やし街散策してくるわ』
｢いやお前それ襲われたら太刀打ち出来ひんやんけ｣
『_そん時はそん時。』
そもそも襲われるだなんて物騒やし、なんなら俺片手でも戦えるし。
誰か連れて行けや、というトントンの叫びをガン無視して歩き出した。
インカムに向かってなんか喋ってるみたいやったけどまぁ大丈夫やろ。
玄関を出て、兵士が立っている門に向かう。
こちらに気付いた一般兵に挨拶をしようと片手を上げた所で一般兵は勢いよく頭を下げた。
｢A様、オスマン様から出すなと言われているので…｣
『マンちゃんが？』
｢ですのでここは通せません…｣
『まじか…分かった』
予想だにしていなかったまさかの規制に少しだけ心が踊る。
『ダクトはゾム、中庭にひとらん、屋内はもってのほか……』
ブツブツと声に出して抜け道を探す。
誰も通らないであろう城の外周を歩きつつ、頭を回す。
視界に入るは太陽に雲、それから高く聳え立つ壁。
…ん？
『あ、外壁』
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シン(プロフ) - 最後まで一気見しました。面白かったです。…パスワードかかってないやないかいって思いました。スイマセン。 (2023年4月9日 18時) (
レス) @page12 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
とると - 昔から読ませて頂いてる中今回初めてコメントさせて頂きます。更新スピードが遅くなっても待ってますのでこれからも頑張って下さい！お尻は叩きません(笑) (2020年7月13日 12時) (レス) id: a93a1d88ba (このIDを非表示/違反報告)
*＊緋奈＊* - 続編おめでとうございます！何気ペ神好きだからペ神の登場多くて嬉しいです！(笑 過去編で泣きましたね、灰。← 無理の無いよう頑張って下さい！応援してます！！ (2019年10月6日 9時) (レス) id: d503bc641e (このIDを非表示/違反報告)
倉の中の石 - 続編おめでとうございます！この小説大好きなので嬉しいです。更新頑張ってください！！ (2019年7月29日 0時) (レス) id: 873805d7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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