#56 ページ6
*
｢もうほんまええ加減にせんと掘るで？｣
『ﾋｪｯ…やめてくれめんす…』
｢やめたげてよ！｣
『だいしぇんしぇ、しゅき』
｢や っ た ぁ｣
イケメンの如く登場した大先生と気持ちの悪いやり取りをしていると、トントンが こっちに来い と手を振っているのに気付いた。
小走りで行き、トントンの手前でビタ止まりすれば頭に衝撃が走った。
｢お前この書類さっきやったやろ｣
『え〜僕知らない』
｢この書類は医務室で寝てる間にお前の部屋に置きに行ったやつや。｣
ずるいぞ！！！！！
そう言えば 今度はデコピンが飛んできた。
｢治るまでは安静にしろ。ええな？｣
『書記長様の仕事を減らしてやろうと思っただけやのに』
｢少なくとも5日は休養だな。｣
｢ほら、グルさんもこう言っとるし。｣
はぁ、と溜息をこぼして 分かったよ と不服にも返事をした。
いや別に仕事がしたいわけでもないし、なんなら休憩出来るのはかなり嬉しい。
けどな？あんまり長い休暇も暇やねんな。
皆忙しそうやし。
うんうん、と自問自答を繰り返した。
｢あーじゃあAを部屋に連行してきますわ｣
｢頼んだぞショッピくん！｣
｢コネシマさんうるさいです｣
これまた恒例のやり取りを微笑ましく聞きながら、俺はと言うと椅子にしがみついていた。
｢はい、行きますよ。｣
『はいはい、ちっすちっす〜』
｢はいは１回｣
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シン(プロフ) - 最後まで一気見しました。面白かったです。…パスワードかかってないやないかいって思いました。スイマセン。 (2023年4月9日 18時) (
レス) @page12 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
とると - 昔から読ませて頂いてる中今回初めてコメントさせて頂きます。更新スピードが遅くなっても待ってますのでこれからも頑張って下さい！お尻は叩きません(笑) (2020年7月13日 12時) (レス) id: a93a1d88ba (このIDを非表示/違反報告)
*＊緋奈＊* - 続編おめでとうございます！何気ペ神好きだからペ神の登場多くて嬉しいです！(笑 過去編で泣きましたね、灰。← 無理の無いよう頑張って下さい！応援してます！！ (2019年10月6日 9時) (レス) id: d503bc641e (このIDを非表示/違反報告)
倉の中の石 - 続編おめでとうございます！この小説大好きなので嬉しいです。更新頑張ってください！！ (2019年7月29日 0時) (レス) id: 873805d7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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