愚痴とお酒と決意を固めて ページ5
『ため息つくんやで！！！ほんまに赤間先輩、酷いと思わへん！？』
語気を詰めて、ダンっ！！とビールの入ったジョッキを置く。
syp「はいはい(笑)」
くつくつと喉を鳴らしながら笑う紫月(ショッピくん)。
笑い事ちゃうわ！！
ここは居酒屋。
早速二人で飲みにくるや否や私は赤間のことを愚痴っていた。
『愚痴に付き合わせてごめん…でもムカつく！！』
ぐびぐびとお酒を飲み進める私。
まぁ、お酒には強いからほとんど潰れないけど。
確かに愚痴に付き合わせてしまっているのは申し訳ないのだが腹が立って仕方がない。
syp「いいっすよ別に、楽しいですし。」
『そうならいいんだけど…』
そう言って、また少しお酒を飲む。
少しお酒を飲んだら
冷静になって、
ふと……考えた。
『私、どうして欲しいんやろ…』
syp「……先輩に、っすか？」
『うん』
褒められたいわけじゃない。
確かに褒められたら嬉しいけど。
特別扱いして欲しい訳でもない。
爽やかスマイルが欲しいわけでもないし。
全然わからなくなって、なんか悲しくなって、机に突っ伏す。
ただ一つ言えるのは今のような関係は嫌だって事。
それをなんて言うか、えっと…
しばし沈黙が流れる。
沈黙を破ったのは、
syp「認めてもらいたい……かな」
ぼそりと言う紫月(ショッピくん)の声だった。
『それだぁぁ！！』
思わず顔を上げると、そこには顔を赤くしたいつもは気だるげな彼がいた。
そっか、紫月も、ショッピくんも、認めてもらいたい、のか。
『認めてもらいたい、か…』
うん、ストンと自分の中に落ちる。
私を、私として見てほしい。
そうなったら、行動しなければ。
努力あるのみ！！
『よし、認めて貰うためにも！もーひと頑張りしますか！！』
そう言ってまた、お酒を飲む。
syp「……そっすね」
紫月も、お酒を飲む。
明日だ。
そう、明日から。
見てろよ赤間先輩、絶対に認めさせてやるからな！！
いつになったら認めて貰えますか？→←ほんとに勘弁して欲しいです
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文月(プロフ) - nanashiさん» こちらこそ、ありがとうございました！素敵と言ってくださって本当に嬉しい限りです。これからも精進して参ります！！ (2019年8月26日 20時) (
レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
nanashi - はあぁ神…ドキドキしながらも、とても楽しんで読めました！素敵な作品をありがとうございました！ (2019年8月26日 20時) (レス) id: 4b0cf5f6ca (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - 珊瑚珠さん» キャー！珊瑚礁様だー！！もうこれから全面にファンということを押し出していくんで！はい！！見てくださってありがとうございました！！ (2019年8月26日 19時) (レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - かなぐ＄anさん» 無理とは(哲学)w応援ありがとうございました！！ (2019年8月26日 19時) (レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！！応援してくれるというお言葉、本当に励みになりました！！ (2019年8月26日 19時) (レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2019年1月22日 23時
