溺れる＊ ページ33
『でま…し、た』
答えなんて、痛いくらいに分かってた。
でも、緊張で少し吃ってしまう。
ut「マンちゃん…？！どゆこと？」
困惑した鬱先生の声が聞こえる。
が、
os「ん〜、な？」
オスマンさんはニヤニヤと意味深に笑うだけ。
zm「はぇー気になるな、」
sya「どーゆーことか教えろや、オスマン？」
オスマンさんに詰寄る皆さん。
なんとか、逃れられないかな…
なんて考えていた時だった。
os「あーね？それは、Aちゃんに聞くめぅー」
……こっちに振らないでぇぇ！
し か も
gr「…教えてくれないのか？」
zm「教えてくれへんの…？」
『うぐ……』
最後に総統と脅威のダブルアタック。
アウトだって！反則！
…そんな事言われたら、言うしか、ない。
深くため息をついて意を決した私は、ボソリという。
『…き……です』
sya「へ？」
どうやら聞こえなかったようで。
何回も言うのは、かなり恥ずかしい。
えぇい、もうどうにもなれ！とばかりに私は声を張る。
『好きなんです！！』
そういった途端静まり返る場。
syp「えと…それは、」
誰のこと…っすか？
と、紫月がまず最初に口を開いた。
『……赤間先輩の事』
私がその言葉を発して約数秒後。
sya「やば…にやけるわ…」
kn「それな、おっさんにはあかんわ…」
ut「ベタな少女漫画かよ……好き」
と口々に言う先輩達。
『恥ずか死する……』
本当に恥ずかしくて死にそうだ。
もうやけだとばかりに私はお酒を流し込む。
zm「ええ飲みっぷりや！ほら、どんどん飲み！」
これみよがしにゾムさんの食害をうける。
ーーそれからどれくらい飲んだか、分からない。
何となく覚えているのは、酔いが回って美川先輩の事、赤間先輩がいかに好きか話したような、話さないような…。
そう、つまりは泥酔して、寝落ちしたのだ。
トントンside
『Aさーん、帰ろう、な？』
オスマンに泥酔し寝ている彼女の写真を送り付けられ、迎えに来てとLINEが入り行ってみたら案の定一向に起きない彼女。
ｳｰﾝと唸っているばかりだ。
ut「てかさwトン氏、まだ苗字呼びなんw」
sya「うっわ童〇ー！」
そんな彼らに煽られ、カチンときた俺は
『A？起きて、な？』
と名前を強調して言う。
すると彼女は、
「…赤間先輩だぁー」
と言って寝ぼけ半分で起き、俺を見つけて心底嬉しそうに笑う。
……俺は酒は回っていないのに血の巡りが早くなり、くらりとする。
これは酔った…な。
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文月(プロフ) - nanashiさん» こちらこそ、ありがとうございました！素敵と言ってくださって本当に嬉しい限りです。これからも精進して参ります！！ (2019年8月26日 20時) (
レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
nanashi - はあぁ神…ドキドキしながらも、とても楽しんで読めました！素敵な作品をありがとうございました！ (2019年8月26日 20時) (レス) id: 4b0cf5f6ca (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - 珊瑚珠さん» キャー！珊瑚礁様だー！！もうこれから全面にファンということを押し出していくんで！はい！！見てくださってありがとうございました！！ (2019年8月26日 19時) (レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - かなぐ＄anさん» 無理とは(哲学)w応援ありがとうございました！！ (2019年8月26日 19時) (レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
文月(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！！応援してくれるというお言葉、本当に励みになりました！！ (2019年8月26日 19時) (レス) id: c5e4d02de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2019年1月22日 23時
