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*
周りからの視線を感じつつも、ベンチに座るひとらんの元へと向かった。
『はい、大事にしてな』
そう言って差し出せば、ひとらんは申し訳なさそうに受け取った。
それから大きな箱に入るそのガンホルダーに目を輝かせた。
｢え、これ、俺が欲しかったやつ…｣
『あ、ほんまに？よかったわ！』
俺のセンスはなかなか優れているのかもしれない。
｢高かったでしょ…ごめんね｣
『気にせんと大事に使ってやって』
｢うん、ありがと｣
慎重な手つきでガンホルダーを箱に戻したひとらんは城に着くなり、武器庫へと走っていった。
恐らく着けてみての試し打ちをするのではないか。
そうも気に入ってもらえるとこちらとしても嬉しい。
その嬉しそうな後ろ姿を眺めていれば、急に
何かが頬を掠めた。
_｢あっ！シッマヤバい！｣
そう言って緑のパーカーがダクトへと隠れたのをしっかりと見守ってから顔を青くして走り出したシッマを追う。
『おん？コラお前顔面から血出たやんけ何してくれてんねんおぉん！？』
｢ちゃうんすよ！！！ちゃうんすよぉ！！｣
俺の顔に掠めた弾が込められているであろう銃を持って逃げながら言い訳をするシッマ。
『普段近接の癖に銃使うからこんなんなんねんお前らトントンに報告じゃ阿呆！！！』
｢ゾム！これは口封じせなあかんのちゃうか！｣
｢そうか！｣
いやこいつらアホか。
そんな阿呆2人に囲まれた事よりも頬から血が流れている事よりも、ペ神が居る医務室に行かねばならないことに憂鬱だった。
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倉の中の石 - 前回はリクエストにこたえてくださりありがとうございました！すごく面白かったです！ほら、夢主君とゾムさんのBLごっこみたいな話の奴です。続編だすんですね。楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年7月10日 7時) (
レス) id: 873805d7e2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼羅(プロフ) - utu48の名前、ミユちゃんとかどうでしょう！ちなみに私の好きな寿司ネタはしめ鯖です() (2019年6月6日 0時) (レス) id: 449a7dc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
死魔(プロフ) - 炙りサーモンが好きです() (2019年6月2日 13時) (レス) id: 02492ec825 (このIDを非表示/違反報告)
倉の中の石 - リクエストでゾムとBLごっこ的なことをして他の人におもいっきり引かれるみたいなのお願いします！勿論作者様の好みにカスタマイズしてもらって結構です。寿司は炙りサーモンが大好きです！ (2019年5月28日 22時) (レス) id: 873805d7e2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 初めまして!ﾘｸｴｽﾄ宜しいでしょうか?もしよろしければ異世界組とのなんかちょっと涙腺が緩むようなお話が見たいです。無理を承知でのﾘｸｴｽﾄですのであまり深く考えないで結構です、身体に気をつけて最新頑張って下さい! (2019年5月28日 22時) (レス) id: 335accf1ef (このIDを非表示/違反報告)
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