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食堂に到着し、扉を開けると視界の端に土下座している数人の幹部とその前で仁王立ちをするトントンさんが映る。
苦笑いをこぼすエミさんに着いて行き、チーノさんとエミさんの間に腰を下ろした。
｢何したんですか、あの人ら｣
ゲラゲラと笑いながらコネシマさん達を見やる先輩に、エミさんが更に苦笑いをこぼした。
｢Aさんとお話していたら暴れ始めて｣
｢あぁ｣
｢随分ゾムさんに気に入られてんな｣と先輩が微笑んだ為、あのゾムさんの発狂が城内にかなり響き渡ったのだと察した。
今日は遅刻常習犯がトントンさんに怒られている為、普段よりも10分早く全員が集まっており、グルッペンさんが手を叩くまで怒声が続いた。
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ワイワイガヤガヤと、つい先程まで怒られていた面々も普段通りの騒がしさで食事を摂り、夕食が終わる。
夕食後は人によっては、すぐ自室に戻ったり、そのまま話していたり、小さなお茶会をしていたりする。
私が紅茶のポットを持っていた為、エミさんのカップにも紅茶を注いでから机に戻した。
丁度エミさんが紅茶を1口口に含んだ瞬間、大先生が声高々にエミさんを指さして話し始めた。
｢またエーミールがAちゃんとイチャついてますけど｣
｢さっきも図書室連れ込んどったくせに｣
コネシマさんの追い討ちと殆ど同時にエミさんが紅茶を吹き出した。
今日しんぺい神さんが居なくて良かった…完全に被るところだった。
近くにあった布巾で机の上を拭き、ポケットからハンカチを取り出してエミさんに渡す。
｢すみません…｣と申し訳なさそうにするエミさん、あなたは悪くないです。
｢Aさんはエミさんみたいなのがタイプなんですか？｣
『何の話してるんですかもう』
『エミさんはもうはよ拭いてください』
それはそれは悪い顔で尋ねてくる先輩、あなたはわざとですよね？？？
眉をひそめると、嬉しそうに更に口角を上げた。
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菜乃(プロフ) - しきさん» コメントありがとうございます。少し下にスクロールして頂ければ簡易的ではありますが説明させて頂きましたのでそちらを見て頂ければと思います。。暖かい言葉をありがとうございます…！ (2020年8月25日 7時) (
レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
しき - コメ失礼します。大変恐縮ですが、『状況が状況』何があったんですか？他の作者様も鍵をかけてまして…。できる限り教えてください。この作品応援してます。 (2020年8月25日 4時) (レス) id: 1586e9f170 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - 勉強さん» コメントありがとうございます…！大丈夫ですよ~！不慣れなので確認が遅いです、申し訳ないです。。。 (2020年8月24日 22時) (レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
勉強(プロフ) - あの私も一緒で、Twitterやってないので、ボードのところでもう一度、パスワードを聞いてもよろしいでしょうか？ (2020年8月24日 21時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - ゆーちゃさん» コメントありがとうございます…せっかく読んで頂いてるのにすみません、、、ボードという機能であればお伝え出来ると思います…！ (2020年8月24日 19時) (レス) id: a5b7bd47a4 (このIDを非表示/違反報告)
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