第百二十七話 ページ38
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ファーラン「ホントお前はバカだなイザベル」
イザベル「むっ…バカバカ言うなよバカ!」
リヴァイ「バカバカ言っているお前も
バカだぞ」
イザベル「アニキまでバカってぇ…」
リヴァイ「ﾁｯ｡ガキみたいにﾒｿﾒｿすんな」
慕っているリヴァイにバカと言われて
涙目になるイザベルの頭をリヴァイが
わしゃわしゃと撫でる｡
「……」
その手は私のだけだと思ってたのに｡
楽しそうに盛り上がっている3人に
対して、私は邪魔なような気がして嫌だ｡
その空気に耐えられなくなり、
私はその部屋を出た｡
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外の空気でも吸おうと建物のベランダに出た｡
「…なーにやってんだろうな…」
ホント、私は何をしているのだろうか｡
リヴァイは私を連れて来て何がしたいんだ？
ただ、俺達は仲がいいんだと私に
見せつけたかったのか？
「分かんないや…」
考えるのも疲れる｡リヴァイを
置いて先に調査兵団本部に帰ろうか｡
そう思い、振り返ると
イザベル「……」
リヴァイと盛り上がっていた筈の
イザベルが立っていた｡
イザベル「…隣いいか？」
「どーぞ」
ﾄﾞｶｯと男みたいに私の横に座った｡
イザベル「アニキかっこいいだろ」
「…そうだな」
イザベル「アニキさ、見た目は怖いけど
凄く優しいんだ」
「……」
そんな事、言われなくても知っている｡
イザベル「俺な…死にそうだったところを
アニキに助けられたんだ｡
それで別のグループにいたファーランと
一緒になって、ずっと一緒につるんでる」
「へぇ…」
イザベル「でな、俺とファーランも
アニキと一緒に調査兵団に入ってたんだぜ!」
「イザベル達が調査兵団に？」
初耳だ｡リヴァイもエルヴィン団長も
そんな事、一言も言わなかった｡
イザベル「だけど、初めての壁外調査の時に
俺とファーランが怪我しちまってさ…
でアニキが『2人を危険な目に合わせたくない』
って俺達だけまたここに戻ってきたんだ」
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麻乃葉 - この作品凄く面白くて大好きです！ (2016年11月12日 16時) (
レス) id: b68acb469e (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - 絵蘭さん» ありがとうございます(*`･ω･´)こんな作品でも好きと言ってもらえるとは……!!凄く嬉しいです(･∀･) (2016年8月19日 18時) (レス) id: 8cc886b56e (このIDを非表示/違反報告)
絵蘭 - この作品、本当に大好きです！これからも頑張ってください！ (2016年8月3日 1時) (レス) id: ee562f2d22 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - こてっちゃんさん» 氷のお城は本当に憧れです笑 (2016年5月3日 12時) (レス) id: 33a3c57dfa (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - yuiさん» はい、BLEACH大好きでしたから(*`･ω･´)分かります〜!( 笑 )氷の城とか作ってみたいです！特に袖白雪は美しすぎます(*´ω｀*) (2016年5月3日 12時) (レス) id: 8cc886b56e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こてっちゃん | 作成日時：2014年3月4日 20時
