第百二話 ページ2
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ミカサside＿
「聞こえなかったか？
早く荷台をどけろと言っている」
商人「…っ…」
「はぁ…」
2度も言ったのにどこうとしない
商人に呆れ、Aさんは思わず溜息を漏らした｡
「仕方ないな」
商人「な、なにを…!?」
ｿﾞﾜｯ...
ミカサ「‼」
突然、辺りの気温が一気に下がったのを感じた｡
ものすごく寒い｡
「なら、凍てつけ」
ﾊﾟｷﾊﾟｷと何かが凍る音が聞こえ始め、
その音が聞こえる方を見やると＿
商人「ひっ…ひぃぃっ!!や、やめ…!」
商人の足が先から凍り始めた｡
「……」
氷が商人の胸元まで来た時…
商人「わ、分かった!!どける！どけます!!」
やっと商人が折れた｡
商人がそう言うと、胸元まで来ていた
氷はｽｩｯと消えた｡
「最初から素直に聞けばいいんだよ豚野郎が」
…この台詞…あのチビと同じことを言っている｡
あのチビのところにAさんをいさせたら
ダメだ｡汚染されていく…‼←
エレンと一緒にいつか私が取り返す…‼←
「…ミカサ…何だか寒気がしたんだが
変なこと考えていないよな…？;;;」
ミカサ「いいえ、全然」
「ならいいが…」
エレンとAさんは私が守る｡
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貴女side＿
商人がやっと折れて荷台をどけた｡
私とミカサに住民がお礼を言う声が聞こえたが
ただ私達は当然のことをしただけだ｡
お礼を言われるような内容ではない｡
住民が急いでウォール·シーナに逃げ込むのを
見届けていると、
「Aっ!」
久しぶりに聞く、可愛い声が聞こえた｡
「レイナ…」
レイナ「Aーっ!!」
レイナは私に駆け寄ってきて、
私はそれを受け止めて強く抱きしめる｡
レイナ「怖かった…怖かったよぅ」
「ごめん、怖い思いをさせてしまって…
でも…無事でよかった」
私の腕の中で小さく震えるレイナ｡
2度も巨人のせいでレイナは辛い思いをした｡
辛い思いをさせてしまった自分が
情けない…｡
「ごめんな…」
レイナの頭を撫でながら、私は
ただただ謝ることしかできなかった＿
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麻乃葉 - この作品凄く面白くて大好きです！ (2016年11月12日 16時) (
レス) id: b68acb469e (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - 絵蘭さん» ありがとうございます(*`･ω･´)こんな作品でも好きと言ってもらえるとは……!!凄く嬉しいです(･∀･) (2016年8月19日 18時) (レス) id: 8cc886b56e (このIDを非表示/違反報告)
絵蘭 - この作品、本当に大好きです！これからも頑張ってください！ (2016年8月3日 1時) (レス) id: ee562f2d22 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - こてっちゃんさん» 氷のお城は本当に憧れです笑 (2016年5月3日 12時) (レス) id: 33a3c57dfa (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - yuiさん» はい、BLEACH大好きでしたから(*`･ω･´)分かります〜!( 笑 )氷の城とか作ってみたいです！特に袖白雪は美しすぎます(*´ω｀*) (2016年5月3日 12時) (レス) id: 8cc886b56e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こてっちゃん | 作成日時：2014年3月4日 20時
