トキカケイ (ページ3)

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S.

他の仕事があって途中から参加した小瀧。

俺と淳太の絡みを「またやってる」って感じでチラッと見ながら、荷物を置きにいった。

最近の小瀧はなんか変やねん。
20歳になったからかな。

少し大人び始めた。
でも、ちゃんと変わらず甘えっ子。
このビックベイビーが！

どこかな、大人び始めてん。

そんな小瀧が今日も肘を突きながら俺を見てる。

なんなん？その「儚いな…。」みたいな目は！

ついつい、気にしてもうて。

S「また小瀧その目で見る！そのウルっとした犬みたいな。俺のこと好きなん？(笑)」

そんなふざけたことを言ってしまう。
小瀧はちょっと目を丸くして、すぐに目を細めて

N「そんなことないよ。母親の気分で最近見てまうねん(笑)」

そんなことないよって言い方に引っかかった。
もっとちゃんとしっかり否定しろよ！

A「誰？俺の鞄、冷蔵庫入れたん？意味わからんわ！」

小瀧を問い詰めようとしたら、照史が戻ってきてそれどころやなくなった！

S「誰やろうなあ？誰やろ。神ちゃんかもよ？」

K「何で俺やねん！びっくりした！」

ちょっとだけ、小瀧。お前の目にフワッとしてまう時があるねん。

イケメンやからな。