じゅういち ページ12
Aside
私達の間に風が強く吹いた。
同時に、頬に一筋、冷たいモノが伝った。
「ほんま、ですか」
『っ、本当です。彼にみ聞いてみて下さいよ』
下を向いて必死に頬の冷たさと焦りを隠す。
「そう…ですか」
先輩は半信半疑なのだろうと思った。
それでも別にいい。信じてもらえなくたって構わない。
寧ろ信じてほしいなんて1ﾐﾘ足りとも思ってないから。
お互い何も言わず、ただグランドから聞こえる生徒の明るい声がやけに聞こえた。
『先輩は、志麻____月崎とどういう関係なんですか』
ただ沈黙を遮りたかっただけの、私の質問にも先輩は答えてくれた。
「志麻くんは、俺の中学の時からの後輩」
先輩が懐かしそうに言うのを聞いて、漸く顔を上げた。
「同じ部活やった。志麻くんはしっかりしてて、ほんまに信頼できる良い後輩だったかな」
私は中学の頃の志麻を、ほんの一瞬だけ、知りたいと思ってしまった。
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彩雲 朱瑠璃 - 読みました！すごかったです！文才が！とっっってもキュンキュンしました！最後の縦読みがすごかったです！感動しました！ (2022年1月8日 17時) (
レス) id: b1698b1cbf (このIDを非表示/違反報告)
CIEL☆(プロフ) - 大崎 奏葉さん» 伝わったよ大丈夫!!◎ 推しは尊いものです！！！ (2020年3月9日 19時) (レス) id: 6daf1523f9 (このIDを非表示/違反報告)
大崎 奏葉(プロフ) - CIEL☆さん» とにかくキュンキュンしたって言いたかったの！ てか、推しが尊い← (2020年3月9日 19時) (レス) id: 289cb6b285 (このIDを非表示/違反報告)
CIEL☆(プロフ) - 大崎 奏葉さん» かなはちゃんありがと!! 縦読みあたし好きなんよ……!! 楽しいから使ってみて〜!! キュンキュンの……キュン言いすぎて何か分かんない 笑笑 (2020年3月9日 19時) (レス) id: 6daf1523f9 (このIDを非表示/違反報告)
大崎 奏葉(プロフ) - 文才あるわ……縦読み、今度使ってみようかな！ あと、キュンキュンのキュンのキュンしたよ！←え (2020年3月9日 19時) (レス) id: 289cb6b285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CIEL☆ | 作成日時：2019年3月28日 17時
