１９６Ｑ ページ8
Aside
やっぱり、試合があっても次の日学校があるもので。
そりゃあ王者と戦った後だからめちゃくちゃ疲れてて、授業中、普通に寝てしまった。
でも先生たちやクラスメイトはわかってくれてて、だれも黒子は勿論、火神と俺は誰にも起こされなかった。
が、全ての授業が終わり、放課後。
監督から前の中間テストの結果を持ってこいとのお達しが。
火神と黒子と一緒に体育館に向かっていると、他のクラスにいる、降旗君や河原君、福田君と合流した。
そのまま体育館につくと、俺達以外全員揃っていて。
まぁなんと、今回の実力テスト、成績にはあまり関係ないけれど、下位100名は来週土曜に補習があるらしい。
ということは…決勝リーグと被るわけだ。
「つーわけで！中間の結果で危ないと判断したら、今夜から監督んちで勉強合宿だ」
それに反応する思春期男子たちは、監督に普通に怒られていた。
まずは降旗君達三人から見せていき、見るところこれなら大丈夫だなということ。
「あと残るのは…」
きた、といわんばかりに先輩たちの顔が険しくなる。
残るのは俺と火神と黒子。
「じゃまずは長崎君…」
「あ、どうぞ」
ひらり、と五枚のテストを抵抗なく監督に見せる。
「…うっわぁあ！いやでしょうね！めっちゃいい！」
「なんだこれっ、これ高校のテストだよな？なんで百点三枚もあんのおかしいだろ！」
「長崎君は中学の時代からずっと頭が良かったです。いつも二位です」
「やっば！今回は何位よ！？」
「…一位とれました」
うわ逆にきもー！？なんて暴言を吐かれるもんだから俺は複雑な笑みを浮かべる。
中学の時は、一度も一位を取れなかったからなぁ。
「次は黒子君！」
結果は普通。
流石黒子だ、国語はいい。
火神は、俺の点数を見ていた時も驚いていたけれど、黒子の点数を見ても驚いている。
おい火神…もしかして君…。
「…これは、ひどい」
「バカだとは、バカだとは思っていたけれども！」
0点とか初めて見た。
それに火神は帰国子女のはずなのに、英語も悪いって…。
先輩たちはさっきからがみがみと怒って大変だ。
ということで、火神は監督の家で勉強合宿がきまった。
.
ラッキーアイテム
長崎君の枕
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こたきんぐ(プロフ) - Lawさん» ありがとうございます！お待たせしました…、がんばりますっ (2020年5月24日 10時) (
レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
Law - とても面白いです！続きが気になります！頑張ってください！ (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6c5845ecc3 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - れすれさん» ううありがとうございます……続編までしばしお待ちください…！！頑張ります！！！ (2020年3月11日 9時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
れすれ(プロフ) - とても面白いです！！もう何回も読み直してます！応援してます。頑張ってください！！！！ (2020年2月24日 9時) (レス) id: de6337fd23 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！出来るといいな…。手作りいいですねぇ、私も手作り食べたいです！多めに買うのあるあるですねw続編は少々お待ちをっ！ (2020年2月15日 12時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたきんぐ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時：2018年11月2日 20時
