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コナンside
石川A、とは。
とあるゲーム会社に務めてる、特に特徴のない二十五歳の独身女性だ。
「Aさんは、どんなゲームを作ってるの?」
「うーん、そうだな。大体はネットゲームとか作ってるかなー。コナンくんはネットゲームする?」
「うん!たまに博士と一緒にやるよー!」
「そっかー、そのゲームのエンドロール見てたら私の名前あるかもねー、知らないけど。」
あははーっと笑うAさんは、どこか掴めなくて、変な人。
特に特徴がないと言ったが、特徴がないからこそ変な感じがする。
それから俺とAさんは、十五分くらい歩いて、Aさんが住んでいるマンションについた。
「ここでAさんは住んでるのー?おっきいねー!」
「ははは、そうかな。まあここの2階なんだけどね」
このマンションは、結構階が多く、十何階まである。それにこのマンション、家賃なかなか高くなかったか?
独身女性の貯金って、多いんだな。
いや別に貶してはねぇから。
俺はAさんに連れられて、階段を上り、二階のAさんの部屋にお邪魔した。
その部屋はシンプルで、所々女性らしい可愛い小物が置かれている。
「オレンジジュースでいいかな?」
「うん!僕オレンジジュース大好きっ!」
ブリブリやってっと、自分を見失いかけるが、仕方ない。
俺は今、Aさんが怪しく見えている。
あの安室さんが何故か警戒している、ってことはAさんは要注意人物だということになる。
なら俺はこの子供の体をうまく使って、部屋を探索してやる。…正直、良くしてくれる人をコソコソ調べる真似なんてしたくないけどさ。
「Aさん、僕トイレ行きたくなっちゃった…」
「それならリビング出て、左に曲がってまっすぐ行けばあるよ」
「ありがとー!」
家賃が高いので、そりゃ部屋の数も普通より多い。
俺はトイレに行くフリをして、寝室と思われる部屋に行った。
そこは特に何もなく、ただ漫画本などが置いてある本棚と、ベッドがあるだけ。
「…ん?なんだあれ…」
よく注意して見ると、本棚の上に伏せられた写真立てがあった。
俺はそれを見ようと手を伸ばした、その時だった。
「コナンくん?」
「うわぁっ!」
Aさんが不思議そうに目をぱちくりさせながら、寝室に入ってきたのだ。
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こたきんぐ(プロフ) - ぱるむさん» こちらにもコメントありがとうございます…!完結はしようとおもっていますので、、、申し訳ないです… (2021年8月28日 12時) (レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2021年2月15日 18時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - まいさん» ありがとうございます!更新ゆっくりになりますが、がんばりますっっ! (2020年2月22日 20時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き気になります!これからも更新頑張ってください^_^ 楽しみにしてます(^^) (2020年2月12日 19時) (レス) id: 51e87b9769 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - わさびさん» だぁありがとうございますっ!!まじですかw奇跡ですねwちょくちょく頑張ります! (2019年5月22日 12時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時:2018年4月24日 21時