仲良くなりたい ページ21
さとみside
ついに莉犬まであっちに行った。
俺も梨花ちゃんが悪い子じゃないのはわかっている。
今だって笑い疲れて寝てしまった。
記憶もなくして実は2日寝ていて体力もそんなにないのだろう。
『んむぅ…』
寝言がんむぅってw
ころんだって本当は話したいのだろう。
でも数日前まで記憶のあった梨花ちゃんに色んなことを言ってきていたのだ。
梨花ちゃんは記憶がないから何も知らないだろうけど。
ゆ「梨花寝たww疲れたんだろうな〜」
る「まだ体調も万全ではないでしょうしね…」
ジ「ゆっくりねーや」
5人はすっかり馴染んでいる。
亜海も梨花ちゃんと話つかれたのか寝ている。
結花ちゃんの記憶があるということは全部消えているわけではなさそう。
知っていた。梨花ちゃんがこっちを見る度に肩を跳ねているのを。
記憶はなくても体は覚えてるんだろうな。
な「じゃあ明日から休みだし梨花ちゃんの事頼んでもいいかな?」
な「梨花ちゃん家族いないらしいから結花ちゃんに頼むしかなくて…」
そうだ。梨花ちゃんには家族もいない。
ゆ「大丈夫ですよ。梨花のこと見るのは小さい頃から慣れてます。」
そんなに小さい頃に無くしたんかな…
こ「僕亜海の事連れて帰るよ」
り「えぇ?ころちゃんがぁ?w」
る「ころちゃんがぁ?」
るぅりーぬ煽ってんな〜w
さ「明日俺来るよ。」
みんながびっくりした顔でこちらをみる。
さ「なんだよwww」
な「さとみくんが…」
ジ「お見舞いに…」
感動してて草
な「じゃあ一日ごとに来る人2人くらいにしようか。梨花ちゃんも疲れるだろうし。」
それがいい。みんな来たら梨花ちゃんも大変だ。
それから家に帰って行く順番を決めた。
明日は俺となーくん
なーくんとジェルは梨花ちゃんと仲良いから俺とらしい。
次にころんとジェル
俺同様の理由。
最後がるぅりーぬ亜海
可愛いグループ(らしい)
俺も少しだけでも仲良くなれたらいいな。
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作者名:秋桜 | 作成日時:2020年5月10日 23時