プロローグ ページ2
え〜テステスマイクテス
こんにちは皆さん
ボクの名前は雨宮 雅
歳は18歳
学校では苛めを
家庭では虐待を受けています
ボクは此れから
じさつしようと思いまーす
嗚呼なにやってるんだろボク
聴いてくれる人なんか居ないのに
「ハァァァァ」
ボクは盛大なため息をついた
只今午前11時
何時もなら学校に行っている時間
因みに今日は休日と言うわけでもなく
祝日と言うわけでもなく
平日です
無断欠席です
休んだ理由は簡単
じさつをするため
じさつの理由は苛めと虐待
苛めの理由は頭が良すぎるから、アルビノだから等の理由は様々
虐待の理由は気味が悪いから、おとーさんが居ないのはボクのせいだから等々
あと実はもうひとつ
此の世界に飽きてしまったから
ボクは所謂鬼才と言うやつで
これまで受けた筆記テストの中には答えられない問題なんか無かった
誰かが言っていた
『天才とは1%の閃きと99%の努力である』
と言う言葉
視点を変えてみると
『1%の閃きが無ければ99%の努力は無駄になる』
と言うことで、
周りの人達は皆沢山努力しているのに
ボクだけ全然努力なんかしてないのに
ボクがいるせいで周りの人達が輝けない
だから
ボクがタヒねば皆幸せだと言うことに気づいてしまったから。
靴と財布とヘッドフォンを其々の袋に入れて更に学校指定のカバンに入れ、背負う
柵を乗り越え
川に背中を向ける
そしてそのまま…。
「サヨウナラ、
此の世界の皆様。
もう二度と会わないことを
願います。
バイバイ……。」
落ちて行く時間は以外とゆっくりで
下の水に全身が浸かる感覚は
心地よくさえ感じて
ついに呼吸が出来なくなったときに
段々視界が暗くなって行って
やがて意識が暗転した。
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作者名:ナノハ | 作成日時:2019年5月21日 0時